まだ、最近できたばかりのRIA(Rich Internet Application)プラットフォームで、XML(XHTML)との親和性も優れているとのこと。
PC向けではAdobeの「AIR」やMicrosoftの「Silverlight」が有名みたいですが、
それらとはあえて喧嘩せず、携帯版として開発が進められているようです。
(ちなみに僕はAIRは知っていましたがSilverlightは知りませんでした)
□ケータイWebの新しい形:ケータイWebをもっとリッチに使いやすく――RIAプラットフォーム「Colors」の挑戦(前編) - ITmedia +D モバイル
一番の目的は本体性能に比べて陳腐すぎる携帯サイトをもっと使い勝手よくビジュアル的にも優れたものにすること。
ただし、それだけだったらFlashでもできてしまいますし、実際、Flashを使った携帯サイトも増えてきています。
ところが、Flashの場合あくまでも単体でしか動かないといった問題点があります。
「Colors」はXHTMLとの親和性も優れ、単体ではなくそれぞれのつながり(リンク)を保ちつつリッチコンテンツを提供できるプラットフォームであるとのことでした。
実際「Colors」のTwitterクライアント「twittie」と、Flickr閲覧用クライアント「flickkie」を使ってみました。
まだ、開発途中だからだろうか? それとも僕自身が携帯サイトでの操作性に慣れてきているからでしょうか、あまりリッチコンテンツとしての優位性みたいなものは感じなかったです。
しいていえばインタフェース。ある意味これに尽きるのかもしれませんが、「Colors」を使うとWebサイトレベルの内容を携帯サイト1ページで表現できるようになるかもしれません。
でも、それだったらFlashも同じ事が出来るんですよねぇ。。。
もっと、技術や規格統一がすすみ、ひとつのXHTMLファイルでWebサイトとColorsサイトの両方が見れるようになると価値が出てくるのではないでしょうか?