ほぼ全ての人がテレビを見ることができ、インターネットも技術的な問題は別として財政的な問題でできない人は殆どいないのではないか?
対して諸外国はどうだろう?
アメリカなどは日本並(それ以上?)だろうがその他の国は?
以下に中国の例を上げておく。
□耐久消費財の普及 −−世帯普及から個人普及へ−−
つまり、ありとあらゆる人がテレビを見たり、インターネットができたりする日本では、ある程度のレベル以上にならないとテレビを見たりインターネットをしたりできない国に比べてテレビやインターネットのレベルが落ちてくるのは仕方がないことではないだろうか?
以下に日本人のメディアレベルをわかりやすく解説している記事を数点紹介させていただきます。
□古舘伊知郎氏が「格差社会」を語る気味悪さ - 池田信夫 blog
私がNHKに勤務していたころ教わったのは、「典型的な視聴者は、50歳の専業主婦で高卒だと思え」ということだった(politically incorrectだが)。「50歳」「専業主婦」「高卒」であってもすばらしい人はいるので誤解なきよう。
たぶん民放はもっと低く設定しているだろう。それが市場メカニズムでは正解である。1億人の知的水準の平均値は、当ブログの読者には想像もできないぐらい低いのだ。
つまりは、日本人
1億人の知的水準の平均値を反映したものが今のテレビであるということだ。
テレビのレベルが低いのは日本人のレベルが低いからなのだ。
□警察ネタの過剰 - 池田信夫 blog
日本のメディアは本質的には大衆紙なのだ。これは新聞が最大1000万部近くも売れている状況の必然的な結果ともいえるが、すべてのメディアがSunになってBBCが皆無なのは困ったものである。これは、諸外国に比べて日本のメディアのレベルが低いことの一例。
テレビに引っ張られて新聞までレベルが落ちてきているといったところか?
これからはインターネットに引っ張られてますますレベルが落ちてくるのだろうか?
□梅田望夫の「はてブがバカすぎる」議論について: - VENTURE VIEW
実行する勇気もない犯罪予告がいっぱいあって、最後にインターネットの例。言わずもがなである。
海外に行ったこともないのに、韓国・中国の批判をして、
英語のニュースを読めないのに、反米主義を唱えて、
発売前の本やゲームの批評がアマゾンにいっぱいあって、
つきあったことないのに、女性をスイーツ(笑)呼ばわりして、
彼女いない暦=年齢なのに、結婚は無駄だと延々と議論していて...
そんなそんなインターネットの海の中で、
「買ったことのない本に対する書評の批判」はそんなに馬鹿じゃないと思う。