携帯サイトを作るうえで最低限これだけはやっておきたいことのメモ。
通常のサイトではさほど気にしていないことでもケータイになるとあるのとないのとでは大違いの二つのポイントです。


1. ショートカットキーを設定しよう

Webサイトの場合はパソコンでのアクセスになるのでショートカットというとWindowsであれば「Ctrl」+「任意のキー」。
Macintoshであれば「コマンド(アップルマークのついているキー)」+「任意のキー」になるのですが、
携帯電話の場合は数字キーひとつになります。
で、その設定の仕方は以下のとおり。
<a href="a.html" accesskey="1">リンク先</a>
「accesskey="◇"」で指示します。指定できる数字は「0」〜「9」及び「#」「*」です。(携帯電話につき)
リンク以外にも入力フォームや送信ボタン等にも設定できます。

accesskey属性

2. フォーム入力時の文字種を設定しよう

パソコンではフォーム入力時の文字種なんてあまり気にならないがケータイだと文字種を変えるのが結構手間になる。
そこで、入力項目ごとに文字種を設定しておくほうがいいです。
これに関してはキャリアごとに設定の仕方が変わってきます。
しかも、docomoの場合HTMLとXHTMLで違ってくるので注意が必要。
最終的には、以下のように指定すればよいでしょう。(英語表記の場合)
<input name="E-mail" type="text" istyle="3" format="*m" mode="alphabet"
style="-wap-input-format:&quot;*&lt;ja:en&gt;&quot;;" />
つまり、
istyle="◇"
format="*◆"
mode="○"
style="-wap-input-format:&quot;*&lt;ja:●&gt;&quot;;"
となり、それぞれが
◇DoCoMo(HTML)
1=全角かなモード
2=半角カナモード
3=半角英字モード
4=半角数字モード
◆au
A=半角英字(大文字)モード
a=半角英字(小文字)モード
N=半角数字モード
X=半角英数(大文字)モード
x=半角英数(小文字)モード
M=全角かなモード
m=全角英字モード
○Softbank
hiragana=全角かなモード
katakana=全角カナモード
alphabet=半角英字モード
numeric=半角数字モード
●docomo(XHTML)
h=全角かなモード
hk=半角カナモード
en=半角英字モード
n=半角数字モード
という具合になるはずなのですが、ソフトバンクに限ってはstyleでの指定を加えるとその文字種のみしか入力できなくなるということなので注意が必要です。
また、istyleに関してはau及びSoftbankも新しい機種では対応しているようなので、今後はformat及びmodeははずしちゃっても大丈夫かもしれません。

ケータイサイトのフォーム入力の文字種別を指定する方法 | モバイル(携帯電話・ケータイ)Web | 阿部辰也のブログ――人生はひまつぶし。
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