以前、Googleはどうやってお金をもうけているのかを書きましたが、
今回はそれの価格.com版です。

価格.comは一体どうやって儲けているのか、その秘密に迫る - GIGAZINE
http://news.livedoor.com/article/detail/3891106/

Googleよりもこちらのほうが色々と稼ぎどころがあるようです。


■その1:集客サポート
出店ショップ(小売店)よりクリック数や販売実績に応じた手数料を得ています。
つまりクリック広告(リスティング広告)みたいなもんです。
価格.comの場合は安い商品を検索してその商品を買うために「店の売り場へいく」といったボタンを押すそうで、まさにそのボタンが押されるたびに手数料が支払われているようです。

■その2:販売サポート
サイト経由のパソコン販売およびブロードバンド回線の契約等の実績に応じてメーカーや回線業者等から手数料を得ています。
こちらはどちらかと言うとAmazon等でやっているアフィリエイトに近いかも。
ただし、実績に応じてと言うことなので、売り上げ金額にたいして一律というわけではんなさそうです。
もっとも、回線契約なんかは色々複雑な料金形態になっているのでそういうわけにもいきませんもんね。

■その3:情報提供
金融・中古車査定などの見積り・資料請求情報などを事業者へ提供したり、サイトのログデータなどをメーカーやシンクタンクへ販売するといったことも行っています。
安売り検索の価格.comですから様々なデータがあるんでしょうね。
おそらく人間の心理を一番如実に反映しているデータだと思うので確かに価値は高そうです。

■その4:広告
バナー、テキスト広告、コンテンツ・検索連動広告などの広告商品の販売のことです。
以前から、こういった大手ポータルのトップページのバナーっていくらくらいなのかなぁと気になっていましたが、価格.comの場合は、
トップページ右上にある「プレミアムレクタングル」のバナーが最も高い料金になっており、1週間で160万円
ということでした。
ちなみにYahooではどうかというと。
YAHOO!トップページの広告料金 - ネットマニア
300万円予算があるとします。ローテーションなしで、常に掲載した場合です。
一週間?3日?1日?・・・・
答えは1時間です。(300万PV〜単価1円)
なんと、1時間300万円だそうです。
Yahooの場合、表示数(PV数・インプレッション数)に応じて料金が決まってくるそうで、基本的に1PV/1円らしいのですが、Yahooトップページの一日のPV数が約7千万(7,000万)あるそうで、単純計算1時間300PVなのです。
そう考えると1PV/1円ってのは料金的にはどうなのか?
ちなみにうちのブログの右上の広告ですが1日1000PVで200円。つまり、1PV/0.2円となりYahooと比べるとかなりお得となっております(爆)。
なお、価格.comのアクセス数(PV数)は1.5千万(1,500万)ということですが、
これはトータルページでのアクセス数(PV数)ということなので、
いかにYahooトップページへのアクセスがすごいかがわかるでしょう。

話、価格.comの収入源に戻します。
売上で見ると、
1位:販売サポート(32.0%、13億9400万円)
2位:広告(26.0%、11億3500万円)
3位:集客サポート(23.5%、10億2600万円)
4位:情報提供(3.8%、1億6700万円)

となっており、これら4つで全売上のざっと85%を占めています。
とのこと。
考えてみると、情報提供以外は全て広告みたいなもんです。
つまり、Google同様、価格.comも広告が主な収入源ということになります。
冒頭で「Googleよりも稼ぎどころが多い」と書きましたが、
結局は広告が中心になってしまうんでしょうかねぇ。。

株式会社カカクコム
価格.com - 「買ってよかった」をすべてのひとに。