以下の記事で詳しく解説している。
□「SEOで検索順位1位」はどこまで重要か--ユーザーの検索行動を分析する:マーケティング - CNET Japan
ポイントとなるのは検索には2種類あるということ。
ひとつが「目的検索」でもうひとつが「調査検索」
目的検索
「商品の販売サイトを探す」「商品スペックを調べる」「言葉の意味を調べる」「タレントのプロフィールを調べる」等目的がはっきりしている検索
この場合、検索対象そのものがキーワード自体になることが多いです。
調査検索
「安く商品を売っているところを探す」「各商品の性能を調べる」等、調査、比較、検討のための検索
この場合検索ワードがひとつに絞られることは少ない。
といったようにそれぞれで検索の仕方がまったく違っている。
目的検索の場合は上位5位以内に入ることが目標
目的検索の場合は下まで見ないそうです。上位5位と言うのは画面見える範囲と言うことで、これはモニターの種類によっても多少変わってきそう。
答えが1つしかないような情報を求めている場合、ユーザーは最初に出てきた検索結果をクリックする傾向にあるからだそうで。特に
『●●とは』というページには、求めている情報があることが多いということです。
そして、検索結果が予想と違っていた場合もページ下や次のページを見ずに、
新しいキーワードを入力して検索する傾向にあるそうです。
目的検索においては、どの被験者も1回の検索に時間をかけようとはしませんでした。としています。
□目的検索対象のキーワードでSEO対策をするときのポイント
- 一画面に入る順位(5位以内)が目標
- タイトルのぱっと見が重要
- 一例として「〜とは」といった表記が効果的
調査検索の場合は2ページ以内で主要情報サイトの上を目指す
一方調査検索においては、どの被験者達も順位にとらわれずページ全体を注視しました。とのことです。
つまり、調査検索においては検索順位はあまり重要ではないと言うことです。
ただし、できるだけ2ページ以内に表示されているほうがいいでしょう。
そして、目的検索と違いインデックスに表示されるタイトルやディスクリプションも重要となってきます。
さらに特徴的なのが
All Aboutの他、全体のテスト結果を通してよくクリックされていたのは、「Wikipedia」「教えて!goo」「価格.com」など、情報サイトとして評価の高いサイトです。これらのサイトは、検索順位のどこに出ていようとクリックされる確率が高く、またそれ以下の順位の記事をユーザーはほぼ見ない傾向にありました。といった現象です。
□調査検索対象のキーワードでSEO対策をするときのポイント
- 2ページ以内が目標
- タイトルとディスクリプションも工夫する
- さらに優良情報サイトの上を目指す
サイトコンテンツ属性により、SEO対策で取るべき施策は異なると言えます。
つまり、製品スペック、用語解説、タレントプロフィール等は目的検索に適応させたSEO対策を、
チュートリアル系の記事、ハウツー物、意見記事等は調査検索に適応させたSEO対策をと言った方向性で考えていくと良いといいようです。