今やWi-Fi(ワイファイ)と並ぶ無線通信規格となったBluetooth(ブルートゥース)。
ところがセキュリティ上は今ひとつらしい話を聞いた。
2004年の記事ですが、なんとBluetoothハッキングツールってのが出回っていたようなのだ。
Bluetoothハッキングツール、急速に広まる:ニュース - CNET Japan
 Bluetoothを搭載した携帯電話をハッキングし、カレンダーなど、その端末のメモリに格納されている全てのコンタクト情報をコピーする方法は「Bluesnarf」と呼ばれる。(中略)
このような攻撃を可能にするツールはオンライン上に広く出回っていると語った。
ツールが出回ってるところが怖いです。
果たして4年たった今はどうなんでしょう?


比較的最近、今年5月の記事です。
普及が進む無線通信の危険性--専門家が警告 - セキュリティ - ZDNet Japan
 「Bluetoothのセキュリティは破られた。(27種類ある)さまざまなプロトコルのうち、15種類に脆弱性が見つかっている。複数のポートを開放する通信プロトコルは、使用中には外からだれでも使えるようになっているのだ」とSchmidt氏は言う。
さほど変わっていない様子です。
ただひとつ救われるのはBluetoothは電波の届く範囲が比較的狭いこと。
したがって、車内で携帯電話を使ったハンズフリー会話に使う分には同乗者でもない限り、まず、ハッキングされる心配はないと思います。

それ以前に、日本は平和だし、セキュリティやハッキングに関するノウハウも乏しいから問題ないような気もするのですがどうでしょう?