セレクタ当社にもようやくMac OS X 10.5 Leopard(レパード)が導入された。
しかし、当社で中心になって動いているのはOS 9。
なにしろ、OS Xですらエミュレータを使ってOS 9で動かしている有り様。
というのも、いまだにほとんどのIllustrator(イラストレータ)がver.8だからだ。
それはさておき、そういった環境だからOS 9とのデータ共有は必要不可欠。
Mac OS X 10.4 Tiger(タイガー)まではとりあえずAppleTalkをオンにすればOS 9からAppleShareでアクセスできた。(AppleShareの一覧に表示された)
ところが、Mac OS X 10.5 Leopard(レパード)になってそれができなくなってしまったようなのだ。


Mac OS X: ファイル共有
Mac OS X 10.4 以降は、Appletalk 経由のパーソナルファイル共有(または他の AFP)に対応していません。ただし、逆方向から接続を開始することで、Mac OS 8 コンピュータから共有先の Mac OS X コンピュータに IP 接続することは可能です。Mac OS X 10.4 以降のシステム環境設定の「ネットワーク」パネルにも「AppleTalk 使用」チェックボックスがありますが、これは AppleTalk を使用するリソースやゾーンをブラウズするためのもので、その後の接続は TCP/IP 接続で行う必要があります。
つまり、ファイル共有がAppleTalkに対応していたのはMac OS X 10.3 Panther(パンサー)までで、Mac OS X 10.4 Tiger(タイガー)ですでにAppleShareにブラウズさせるためだけのものになってしまっていたようだ。(実際の通信はIPで行なう仕組み)
それが、Mac OS X 10.5 Leopard(レパード)でついに未対応になってしまった。
Mac使いの備忘録 : 10.5 (Leopard) から既存の共有プリンタ(サーバーが10.3以前)へのアクセス
 OSXはバージョンがあがるにつれて、共有に関して互換性がシビアになっている。例えば顕著なのはAppleTalkで、おそらくセキュリティーの問題だろうが、互換性が徐々に失われ、10.3ではOS8.1とのファイル共有が可能だったのが10.4では9.2以降となり、そして10.5ではついに AppleTalkでファイル共有できなくなった(と思う)。

では、何故AppleTalkの機能があるかというと、それはプリンタのためだけみたい。
AppleTalkはプリンタのみ:HAT:So-net blog
AppleTalkプリンタに接続する機能はまだ残っています。

そろそろ考えないと本当においていかれちゃいますよ。

■10月8日追記
Mac OS X 10.5 Leopard(レパード)側からも特殊な接続方法を使わないとアクセスできません。
LeopardとOS9でファイル共有する - MacOSXを仕事と子育てに使うダイアリー
(Leopard→OS9)
「移動」メニューから「サーバへ接続...」を選ぶ。
OS9の(IP)アドレスを入力して接続する。