パートナー以前、「マーケティングを学んでみる」を書いたときに
「マーケティング」と「セリング」の違いを説明した。
簡単に言うと「マーケティング」とは本人の意思でものを買わせるための手段。
そして「セリング」とは「押し売り」のことだ。


それを加味した上で以下の池田信夫先生の記事を読んでみる。
「景気対策」は有害無益である - 池田信夫 blog
消費者や企業の行動を決めるもっとも重要な要因は心理だから、それを勘案しないで物量だけで経済が動くと考えるのは時代錯誤である。
政治に関してあまり詳しくないので一概には言えないが、
この文章を読んだ限りでは政府のやっていること(政治)はマーケティングにはならずにセリングにしか過ぎないような気がしてくる。
つまり今のままでは、経済的、そしてそれをこえて心理的に豊かになることは不可能だ。
むしろ、「景気対策」よりは、「政権交代」といったインパクトのある事象の方が心理的な経済対策には有効な気がするのだが。

政権交代や大胆な改革があった場合、株価が暴落するらしいのですがなぜですか?自... - Yahoo!知恵袋
短期的には株価は下がるらしいです、これは、セリングとマーケティングの特徴にも当てはまりますね。
長期的に考えた場合はマーケティングの方がいいのですが、これに騙されている人は多いかもしれません。