先日、子どもの関係の飲み会でお父さん方と話す機会があり、
その時に、他業種でもデジタル化の波が訪れているんだなぁとしみじみ感じました。
お一人は「プリント基板」を製作されている会社の方。
お一人は某大手音響メーカーで、かつて製造部にもいた経験のある方。
年齢は僕よりちょっと上くらい40代の方です。
ちなみにプリント基板とはパソコンを使う人たちにはマザーボードと呼ばれている緑色の板に金色の金属が道を作るかのように規則正しく配置されたものです。
□プリント基板 - Wikipedia
印刷業ではデジタル化により「写植」そして「フィルム」がなくなりつつあります。
プリント基板の製造においてもかつて手作業でやっていた職人的な作業がデジタル化により、パソコンが使える新卒の女の子でもできるようになってきているそうです。
印刷業でも写植を切り張りすることで、5Q程度の「ひ」を「ぴ」に変えるなんて作業をかつてやっていましたが、同じような作業をプリント基板製造においてもかつてはやられていたということでした。
また、それは音響機材製作においても同様で、温度、湿度によって品質が変わってしまうほど繊細な音響機材に関してさえ、デジタル化が進んでいると言っていました。
もっとも、そのデジタルのデータを作り出すのは職人たちの頭(感覚)に他ならないと思いますが。。
これからは、体を動かすより頭を動かさないとダメだと痛切に感じさせる出来事でした。