2008年6月27日、Googleが検索連動型広告(アドワーズ広告)において、直前の検索行動のデータを応用した行動分析型ターゲティングのテストを行っているというニュース。
では、もともとどういったアルゴリズムでリスティング広告は表示されていたかというと、
まずは特に重要と思われる特定キーワードで検索した時にのみ広告表示する「完全一致」を設定した上で、登録するキーワードを幅広く網羅していきます。つまり、どんな広告でも「完全一致」したキーワードが設定されているのが今までの手法。
次に、個々のキーワードの広告クリック率などを指標にして、どの広告文が最もユーザーに支持されるのか、というような仮説検証を繰り返して最適化していきます。
それが、新しい手法ではなくなるのではないかと予想している。
つまり「完全一致」ではなく「部分一致」が主流になるのではないかという考え。
ただ、これに関してはあくまでもそういった考えだということなので、実際どうなるのかはわからない。
いずれにせよ、単独検索ではなく、直前の検索データもアルゴリズムに含まれるようになることで、
広告のクリック率が上がってくれることを期待している。
そして、それはやがて、アドワーズだけではなく、アドセンスにも適応されることだろう。
そのことで、いくらか懐が温かくなってくれればいいのだが(爆)