少年漫画誌の業界でも吸収合併が進んでいるのだろうか?
小学館の発行している週刊少年サンデーと講談社の発行している週刊少年マガジンが
チームウェンズデイという名の下に協力体制を取り、少年漫画誌の人気維持を図る方向になったらしい。


「チームウェンズデイ」──50周年「サンデー」と「マガジン」が異例のタッグ、大作家陣も応援 - ITmedia News
同じ日に創刊・同じ毎週水曜発売の「サンデー」と「マガジン」が「チームウェンズデイ」として出版社の垣根を越えてタッグを組む。あだち充さん、高橋留美子さんら大漫画家も応援に登場。
週刊少年サンデー・マガジンが共同企画。特別増刊やWebサイトなどを展開
 講談社と小学館は、2009年3月に創刊50周年を迎える「週刊少年サンデー」と「週刊少年マガジン」の共同プロジェクト「チームウェンズデイ」を発表した。両誌合同で増刊号を発行するほか、コラボレーション製品やWebサイト展開なども図っていく。
子どものころ、両誌とも定期的に読んでいた僕としては夢のような企画だ。
(実家が喫茶店をやっていた関係もあって、少年ジャンプ、少年サンデー、少年マガジンのうち一誌をかならず定期購読していた。ちなみに初めて読んだ少年漫画誌は少年チャンピオン)
最近の動向はしらないが、無料漫画誌コミックガンボが休刊(実質廃刊)になったり、
月刊漫画誌コミックボンボンが休刊になったりとあまりいい話は聞かない少年漫画誌業界。
そこで、四の五の言えなくなった両出版社が協力体制をとることになったらしい。
少年ジャンプの集英社は小学館から独立したという経緯もあって不参加。
独自路線を行く少年チャンピオンの秋田書店も不参加だ。
というか、小学館、講談社の間でのみ話し合った結果であり、
集英社、秋田書店としても青天の霹靂だっただろう。
今後は両誌がどう動くかも見所かもしれない。

もともと、僕はどちらかというとこれからは競争社会は終わりに向かい、
協力社会へ変わっていくのではと予想している。(希望でもある)
そういう意味でもどんな業界でも強みのある企業がこれからは生き残っていくだろう。
そして、対決姿勢を貫く業者よりは、より協力的な業者のほうが生き残る。
多様化の時代だからこそ、強みはいくらでも見出せるはず。
柔軟に、そして自分たちの強みを把握してそれを社会に活かすことこそ、
これからの企業に求められる姿ではないかと思っている。

小学館コミック -少年サンデー-
マガメガ―週刊少年マガジン
集英社「週刊少年ジャンプ」公式サイト | ポップ ウェブ ジャンプ
AKITA Web Station―秋田書店(週刊少年チャンピオン)