しかも、Macintosh(マッキントッシュ)はOS9でイラストレータはver8。
Windows(ウインドウズ)はXPでイラストレータはCS2。
このアンバランスさでのデータのやり取りに結構苦労しそうな予感。
実際の作業はマッキントッシュでやる。もちろんイラストレータ8。
Web系で使っている素材をウインドウズから引っ張ってきたい。
当初、今回ばかりはマッキントッシュのデータをウインドウズに持ってきて編集したかったのだが、
なぜかエラーで開かなかったのでしかたなくマッキントッシュで作業するハメに。
そのときはMacLHAでマッキントッシュaiをLzhに圧縮してウインドウズに転送。
(転送は某所に設置したアップローダーを使った)
解凍したものをWinイラストレータCS2で開くと「ファイルの形式が不明なため、開くことができません」となってしまった。
今回も当初LHAで圧縮して送ろうと思ったのだが、逆もまたダメな気がしてふと思いついた。
(もちろん、CS2でAI8形式に保存しなおしてからの話です。)
「たしか、イラストレータ8まではバイナリでなくアスキー(テキスト)データだったなぁ。」
そこで、思い切って拡張子「ai」を「txt」に変えてマッキントッシュに送る。
(aiデータではアップローダではじかれてしまうという問題もあった)
マッキントッシュではそのテキストファイルをイラストレータ8にドラッグ&ドロップして無理やり開く。
すると、見事に開いてくれた。
そこで、今度は逆もできるのではとやってみる。
マッキントッシュ側でaiデータにtxtと拡張子を付けてアップローダーにアップ。
ウインドウズ側でダウンロードし拡張子をaiに変えてダブルクリック。
なんと、見事開きました。
まとめます。
未だに意外と使われているイラストレータ8のデータは生データ(aiデータ)をテキストデータとしてやり取りするとOSが変わっても問題なく開く。
ということです。開いたところでフォントが違うと文字バケバケなんですけどね。
MacLHAはver.2.23から
「non-mac用に、MacBinaryをOFFにした新規書庫を作成するメニューを追加。 」
というモードがありますが。
まぁWindowsのStuffIt ExpanderにD&DでMacBinaryを削除する方法もありますけどね。