パソコンを使っていると無線通信機能で真っ先に思いつくのが「Wi-Fi(ワイファイ)」
ということで二つの違いを調べてみました。
Bluetooth(ブルートゥース)もWi-Fi(ワイファイ)も無線通信プロトコルの一つ。
BluetoothがIEEE 802.15.1ただ一つの規格であることに対して、
Wi-FiはIEEE 802.11シリーズを中心とした複数の規格をまとめたブランド名となっている。
有名なところではニンテンドーDSやPSP等のゲーム機。パソコンの無線LAN等で使われているのが「Wi-Fi」。
一方、携帯電話を中心にヘッドセットやカーナビなどに使われているのが「Bluetooth」だ。
もちろん、Wi-Fiを携帯につんだり、Bluetoothをパソコンにつんだりもできる。
使う側からしたら統一してもらえるのが一番いいのだが、
おそらく長所短所で使用箇所が微妙に違っているのだと思う。
ひょっとしたらかつてのベータとVHS、いま盛り上がっているブルーレイとHD DVDのように、
どちらかが淘汰されていってしまう運命なのかもしれないですが。。
で、そんなお二人ですが電波がお互いに干渉しあうことはないのだろうか?
□BluetoothとWiFiが衝突しそうである。市場ではなく、周波数帯域で。
この2つの無線通信プロトコルは、産業、科学、医学用の機器に用いられている2.40GHzから2.48GHzの周波数帯域「ISM RF(Industrial, Scientific, Medical Radio Frequency)帯域」で動作する。WiFiは各22MHz幅の重複した12チャンネルの1つを使用するのに対し、Bluetoothは、帯域内に均一間隔に置かれた1MHzの79チャンネルの周波数ホッピングを用いる。その結果、どちらのプロトコルを使用しても、プロトコル間干渉の可能性があり、両者のデータ・スループットを低下させてしまうかもしれない。ということで、お互いに干渉しあうことはあるようだ。
その解決策として「
Bluetooth陣営は干渉を自動的に排除することのできるAFH(Adaptive Frequency Hopping:適応型周波数ホッピング)技術を開発した」りもしているようですが、最後のほうにこんな気になる部分がありました。
Bluetoothを廃止するという考え方もあった消えるとすればBluetoothということらしい。
―中略―
「BluetoothはWiFiほど単純ではない。BluetoothはパワーがWiFiより低い。WiFiのパワーを単に下げ、同じデータ速度を使用することにより、Bluetoothと同じパワーを得ることができるだろう。WiFiは量と価格の観点において優位にある」と語る。
したがってBluetooth対応ナビは保留と。。
■1月17日追記
ワイヤレスマウス(無線マウス)等にもBluetoothが使われているようです。
□ITmedia +D PC USER:マイクロソフトの最新Bluetoothマウスを試す (1/2)
□スタパ齋藤の「週刊スタパトロニクスmobile」久々のマイクロソフト製マウス。Bluetooth使用のワイヤレス2機種
□マイクロソフト、1GBのメモリを内蔵した無線 / Bluetooth対応モバイルマウス | パソコン | マイコミジャーナル
Bluetoothマウス使ってWi-Fiでインターネットしてる人なんてモロぶつかりますね。
□Bluetoothマウス及びBluetoothキーボード(クリックで詳細が見れます)