海外でのお話。
Googleが「忘れられる権利」の要請に対して数万件のリンクを削除する等の対応をとったとのこと。。

□ グーグル、「忘れられる権利」要請の50%以上に対応 - CNET Japan
Googleは米国時間7月25日、5月以降に同社が受理して対応した「忘れられる権利」の要請のうち、半数以上を承認したことを明らかにした。その結果、数万件のリンクがGoogleのサイトから削除されたという。
(中略)
Googleが25日に述べたところでは、要請の50%以上を承認する一方で、約15%についてはさらに詳しい情報を要求し、30%以上の申請については削除を拒否したという。

ゴミ箱


とは言え、全てが全て削除されているというわけではなく、30%以上拒否られているようです。
この辺りの基準がどうなっているのか知りたいところですね。

Googleがこういった対応を始めたのは欧州連合(EU)が定めた「忘れられる権利」の規制が影響しているとのこと。
日本ではまだ法的に整備されてなかったりするみたいなので、日本で行われるのはまだまだ先の話になるのかもしれません。

ただ、日本でも既にブログポータルサイト等(例えばlivedoor Blog)では個別の対応は進めていまして、
たとえば、自分なんかも警告、記事の修正(もしくは削除)を要請されたことがあります。
また、一方でGoogleなどでもとある理由から広告を止められたりといったこともあったりして。。

そう考えると日本でも「個人情報保護法」もあってかそれなりに個人情報に関しては厳しい目が向けられるようになってきている気がします。

近いところでは長崎県佐世保市で同級生を殺害した女子高生の個人情報がいたるところで目に入ってきますが、こういったものも、やはり対象となってくるんでしょうか。
また、芸能人なんかの場合は?

なんか、いろいろと問題もありそうな「忘れられる権利」ですが、これもまた新しい時代の新しい権利ということなんでしょうかね。