わが町、熊谷でも去年の2月から見れるようになったGoogleストリートビューですが、ますます範囲を広げているようです。
そして、、福島県内に置いても、去年4月の浪江町を皮切りに、帰還困難区域、居住制限区域、避難指示解除準備区域に指定されたエリアを少しづつ網羅。
この度、すべての地域でストリートビューが見れるようになりました。

□ Google Japan Blog: 福島県内のストリートビューを公開します

■ Google マップ (ストリートビュー)
□ 東京電力株式会社福島第一原子力発電所について−原子力被災者支援−(METI/経済産業省)

福島県のストリートビュー03
原子力明るい未来のエネルギー


すべての地域と言っても当然ですが立ち入れない場所もあるので完全網羅というわけではありません。
が、結構なところまで立ち入っているようで、Google、そして関係者の皆さんのご苦労は計り知れません。

たとえばこんなところや。
福島県のストリートビュー01
右側に福島第一原発1号機〜4号機。これ以上は車での移動はできません。

こんなところまで。
福島県のストリートビュー02
前方に見えるのは福島第一原発5号機と6号機。

実は、震災後、何度も被災地に行こう被災地に行こうと思っていたのですが、結局近く3年になろうとしている未だに一度も足を運んだことがありません。
時間がないというのも理由の一つですが、ぶっちゃけ怖いというのもあります。
放射能が怖いとかそういうのではなく、被災地を見るのが怖いんです。

そんな自分みたいな人間でも現地の様子を見て取ることができるのはありがたいですね。
が、所詮、1枚の写真。現地に実際足を踏み入れた時と比較したら比べようがないでしょう。

前述のとおり、もう少しで震災から丸3年が経とうとしています。
もちろん、その間も震災のこと、原発事故ことを忘れてしまった日本人はいないとおもいます。
ただ、時代は移り変わり、「あまちゃん」ブームや「東京オリンピック」の開催決定など、新しい動きが起きています。
この、新しい動きが福島第一原発の事故を教訓にしたものになっているのか?
ここに一つ疑問を感じざるを得ません。

福島県の航空写真
現在の福島第一原発の様子

が、しかし。
人間(人類)などというものは結局は同じ過ちをなんども繰り返す生き物なのだなぁ。と感じます。
そして、文明が発達すればするほど、一つの過ちが大変な過失を生みかねない。
もう、後戻りできなくなる前になんとかできないものでしょうか? 

人間(人類)だもの。仕方ないんですかね。