bitcoin(ビットコイン)とやらが世間を、いや、世界を賑わしているようです。
まあ、簡単に言うとインターネット上の世界共通通貨といった感じのものらしいのです。

去年暮れから今年にかけて高騰し、さらに暴落、そして復活というのがニュースになってました。

□ 【話題】 一年で100倍に高騰した “仮想通貨” 「ビットコイン」 | まとめーたー (2013年12月14日)
□ 仮想通貨「ビットコイン」 の価格が一晩で半分に暴落、中国当局の規制により - インターネットコム (2013年12月19日)
□ ビットコインが暴落から一転、復活の理由は? | THE NEW CLASSIC (2014年1月9日)

こんなの、怖くて手出せないですよねぇ。。

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Coins / FutUndBeidl


で、これは一体どういった仕組みなのか?
そして、今後、どうなっていくのか?
調べてみました。

まずはこちらから。
□ 仮想通貨「Bitcoin」とは一体何か、どういう仕組みかが一発で分かるまとめ - GIGAZINE
金と同様に、ビットコインには発行権限を有しその価値を担保する中央政府の存在はありません。そして、ビットコインにはminerとよばれるビットコイン採掘管理ソフトの存在により、流通量が自動調整され埋蔵量にも限界が設定されています。そして、その価値が需要と供給の関係によって決定されるのも金市場と同様です。
ビットコイン(bitcoin)はお金よりも金に例えたほうがわかりやすいようです。
お金は中央政府が発行量を調整していますが、ビットコイン(bitcoin)は専用ソフトがその量を調整しているようです。
そのソフトウェアに寄って流通量が自動調節され、金同様埋蔵量にも限界が設定されているとのことです。

さて、そういうことであればビットコイン採掘管理ソフト「miner」をインストールしてどんどんビットコイン(bitcoin)を採掘してやりましょう。
勝手に増えるんだからあっという間に利益が出るのでは?
と思うかもしれませんがこれが実はうまくいかないようです。
ビットコインネットワークは、専用ソフトminerを使う人のシステムパワーによって運用されています。つまり、ビットコインをマイニング(採掘)している人にはネットワークを維持する見返りとして、ビットコインが与えられるという仕組みです。もっとも、マイニングには非常に強力なスペックのPCや専用チップを搭載するハードウェアが必要であり、またマイニングに必要な電気代は与えられ得るビットコインの市場価値ではまかなえないとも言われています。
なるほど、採掘したビットコイン(bitcoin)の価値よりも採掘にかかるランニングコストのほうがかかってしまうようですね。

にしても、採掘とかいうのもいまいちよくわからないですね。。
ということで、採掘に関してはさらに以下の記事を参考にしてみます。

□ ビットコインの採掘とは実際には何をしているのか?
採掘と言うのは、完全なる比喩で、実際は、取引の承認作業をしています。
(中略)
ビットコインの取引、たとえば、AさんからBさんに1コイン支払ったというようなものは、取引として記録されます。これはリアルタイムで、たとえばこんなところから見ることができます。
(中略)
この承認作業というのを、いろんなひとが競争してやっています。これが「採掘」の実際のすがたです。この作業にかかるコンピューターパワーの見返りとして、承認作業をしたひとにたいして、一定のビットコインが与えられる(新規に生成され、承認作業をしたひとのものになる)というわけです。
なるほど、他人の取引を承認するのにコンピューターパワーを使い、その見返りにビットコイン(bitcoin)を手に入れることができるのですね。
では、承認作業とはどういったものなのか?
承認作業とは、承認済みの元帳に、(未承認の)あたらしい取引記録のブロックをつなげて追加していく作業です。
ブロックを元帳の末尾に正しくつなぐためには、つなぐための「キー」となる値をみつけなくてはいけません。そのキーを見つけるには高速なコンピューターをつかってとても時間がかかるのですが、いったんそのキーがみつかれば、iphoneでも簡単にそれが正しいということを検証できます。なので、ビットコインの参加者はだれもが、それが正当な取引であることを確認できます。
採掘とは、具体的には、この「キー」の値を見つけることです。
問題は、このつなげるためのキーをみつけるのに時間がかかるのです。
(中略)
このkeyをみつけるのは、ブロック毎に1名です。なので、みんな競争して見つけあいをしています。これが発掘競争といわれるものです。 
要するに、キーワード(パスワード)みたいなものを探し出すというのが「採掘」といわれる所以のようです。
これにマシンパワーが必要になってくるということで、実は割が合わないかもしれないとのこと。

ということで、考え方を変えれば電気代を仮想通貨に置き換えているとも言えるかもしれません。
その中において取引が行われるというのはひょっとしたら画期的なことなのかもしれませんが、
結局のところ、ビットコイン(bitcoin)も電気代とシステムという原始的な資本主義の上になりたっているのですね。

さて、これからビットコイン(bitcoin)はどうなっていくのかですが、こればっかりは分かりません。
日本ではエネルギー問題が語られていますが、ムダに電気代を食うビットコイン(bitcoin)というシステムがそれにそぐうシステムとなってくのか?
完全に切り離して考えていけば、システムとしては画期的ですしここまで大きくなったのですから、これからも少しずつ市場を増やしていくんじゃないかなぁとは感じます。
が、一方でデジタルの世界の浮き沈みの激しさも考えると、やはり、ちょっと手を出しづらいかなぁとも感じました。

まあ、間違いなく、投資するなら「金」の方がずっと安心できますよね。
こんなことも起きているみたいですし。。
□ テレビでギフト用Bitcoinを見せたら、ソッコーで盗まれた : ギズモード・ジャパン 

もっとも、ますます広がりを見せているようですし、急に消えてなくなるというようなことはないと思います。
今からでも遅くない? 採掘まではいかなくても少しくらいは持っておいてもいいんじゃないでしょうか。

■ Bitcoin P2Pベースの仮想通貨 - ビットコイン
□ CoinMap(ビットコインの使える場所)

□ 国内物販のガジェットECサイト「RAKUNEW」がBitcoin決済を開始、国内初か | TechCrunch Japan
□ 米NBAチームがビットコイン導入へ―大手プロスポーツチームで初 - WSJ.com