以前、子どもの名前がヒットする「平成名前辞典」というサイトを紹介し、個人情報保護法に抵触しないのかとネタにしましたが、今回紹介するこのサイトは完全に個人情報なのですが大丈夫なんでしょうかね?

□ 住所でポン!

Googleマップがリニューアル03
企業であれば問題ないのですが。。


上記サイトですが住所と電話番号及び個人名が一覧で表示されています。
おそらくこのサイトのソースは電話帳じゃないかなぁと思います。
最近は見かけること無くなりましたが、以前は黄色のタウンページと、青のハローページってのがあったんです。

最近見かけるのはもっぱらタウンページでこれは企業の宣伝用によく使われています。
実際、掲載されているもの企業や個人商店などですね。

一方で最近見なくなったハローページですがこれがまさに個人名で住所と電話番号が乗っている個人情報の宝庫なわけです。
僕らが学生の頃は好きな子の電話をハローページで調べてドキドキしながらダイヤルしたもんです。
今はケータイやスマホ、LINE(ライン)ですもんねぇ。。時代は変わったもんだ。

ハローページですがいまだ存在はしているようです。
□ サービス紹介| 電話帳ラインナップ| ハローページ
新規電話番号の掲載は基本的に希望者のみってことなんでしょうね。

そんなハローページに個人名、住所等を掲載している世帯主の方はGoogleでエゴサーチすると住所及び電話番号が出てきてしまいます。
それはこのサイトの仕業です。
□ 住所でポン!

試しに世帯主の方は上記サイトに入り、検索窓に自身の名前を入力して検索してみてください。
名前と苗字の間は半角スペース開けたほうがいいでしょう。

ほらね。
ヒットするでしょう。
住所でポン!怖ぇ

電話までヒットしちゃうのはかなりマズいと思いますね。
以前、債権回収詐欺騒動に巻き込まれた時、電話に対してかなりナーバスになっていましたが、
こんなところでダダ漏れされているなんて思ってもいませんでした。

問題はなんでこんなサイトを作るか?ですが、
それはもちろんアフィリエイトやAdsenseによる広告収入目当てでしょう。
人の個人情報、それも外部提供の情報を公開して小銭稼ぎなんてなんとも卑しい行為。
自分も人の書いたニュースを引用して記事を書くことがあるのであまり人のことを言えないかもしれませんが、
これは間違いなく個人情報保護法に抵触するんじゃないかと思うのですがどうなんでしょうか?

まあ、それでもこのサイトが存在しているというのが答え。
今の日本の法律では取り締まれないのかもしれません。
にしても、迷惑千万、知らぬは世帯主ばかり。
気になる人はハローページに個人情報を載せないように連絡しておきましょう。
局番なしの116で簡単に手続きできますよ。