やっちゃダメと言われるとやりたくなる。
そんな人間の心理を付いたツイッターを使ったマーケティングが話題になっています。

□ 「ツイート、シェアはおやめください!」 視聴率記録を塗り替えた仏テレビ局の“逆転の発想” (1/1):MarkeZine(マーケジン)
今回プロモーション用にハッシュタグ「#WalkingDeadNT1」を作成し、同社のウェブサイトで「ただいまウォーカーウイルスが発生しました。感染を防ぐためにハッシュタグを用いたツイート、Facebookのシェア、ブログでの投稿を控えてください」と告知します。
Twitter / 検索 - #walkingdeadnt1

警告
警告 / *Yaco*


ツイート禁止と言われるとやりたくなる。ということで、忠告に反して(ハッシュタグを入れて)シェアすると。
“ゾンビからユーザーにあてた攻撃”が開始されます。ゾンビアカウントによるリツイートやコメントによる“攻撃”が瞬く間にユーザーからユーザーへと拡散し、ネット上に“ウォーカーウイルス”が蔓延しました。
と言った状況に陥るわけです。

通常であればこれはやりすぎ。
以前、UCCが起こしてしまったような批判的な意見がでてくるのでしょうが、この場合、してはいけないといっているわけですから何も言えないんですね。
というか、マーケティング対象がそういったものですからね。

対象は「The Walking Dead」というテレビドラマで、荒廃したアメリカ合衆国で安住の地を求めてアンデッドの集団から逃れつつ旅をするグループを描く。といった内容のもの。
ソンビのやることですから、それはひどくて当然です。

□ The Walking Dead – AMC

それにしても上手いですねぇ。

ただ、そもそもツイッターを使ったマーケティングを行おうと考えた理由がR16作品なのでテレビやラジオで大々的にマーケティングできないから。
当然ながらツイッターは16歳以下の方もやっているわけですから、この辺りを突っ込まれやしないかと心配になります。
海外ですし、テレビやラジオなどに比べたらある程度限定されたユーザーが対象になってくるでしょうから、問題ないとは思いますが。

これ、ほかになにか使えないか考えてみました。
もう、単純に「クリック禁止!」とだけ書かれたバナー広告打ってどの程度のCTRがあるか調べたいですね。
おそらく、一般のバナー広告よりも高い数字が出るんじゃないかなぁと感じます。
マジ、やってみようかな。。