笠原さんが社長を退いたmixi(ミクシィ)がいろんなことをやってきています。
LINEに近いサービスmixiトークなんてのも始めたみたいですが、
今度は、mixiコミュニティの名称や説明がインターネット検索にヒットするようになるそうです。

自分も過去の記事でmixiの衰退の一因として、mixiページなんて言う訳の分からないものを立ち上げ、
多くの人に愛されてきたmixiコミュニティが軽視されてしまったことを上げたことがあります。
□ mixiは何がやりたいか分からなくなってきているんだと思う - ちほちゅう
そこに気づいたのかmixiコミュニティの検索ヒットでmixiの復権を図っているようです。

□ ミクシィ、「mixiコミュニティ」の名称や説明をインターネット検索の対象に -INTERNET Watch
株式会社ミクシィは9日、11月中旬から「mixiコミュニティ」のコミュニティ名や説明など一部の情報を、インターネット検索の対象にすると発表した。コミュニティの管理人によりインターネット検索の設定が可能で、非公開コミュニティは検索の対象外。

カップル(c)アリ
出会い系サイトとしての道しか残されていない。ってか、もともとそうだった!?


当然ながらmixiの狙うところは検索流入によるPV及びコミュニティ活動の活性化でしょう。
ただし、一度没落したサービスを復活させるのは並大抵なことじゃないと思います。
検索流入を可能にしたところでどれだけ影響があるのか。。

もう一つ、以前から気になっていたmixiページとの住み分けですが、この辺りがハッキリしていないために、コミュニティとページとでユーザーが分散し、結果として活動が緩慢になってしまった感が否めません。
mixiページを開始してからずいぶん立ちますが、この辺りがまだ解決されていないような気もします。
当初はオープン(mixiページ)、クローズド(mixiコミュニティ)といった部分は明確でしたが、今回のmixiコミュニティの一部オープン化でより曖昧になってしまったわけですしね。

一方で既存ユーザーの反応も気になるところですがオープンコミュニティに対してのオプションとして検索サイトにヒットするのかどうか設定ができるようになるとのことなので、ここはさほど反対意見等もなさそうです。

さて、色々やってきているmixi(ミクシィ)ですがこんな記事を見かけたので簡単に感想を。
□ mixiの戦いぶりと旧日本軍がめちゃくちゃかぶって見える件 | More Access! More Fun! 
戦争というのは戦力をちびちびと投入するのは愚の骨頂ということだ。相手と同兵力なら攻撃すべきではない。相手を圧倒する兵力を一気に投入することで一気に勝利するというのが近代戦の常識です。(中略)
mixiが本気で出会いサイトに乱入したら日本のインチキ出会い系は全部なくなります。非合法団体に流れる資金もなくなって、日本は平和になります。出会いが無ければ結婚もないわけで、日本の出生率は上がり、少子化からも脱出できます。
要約すると「ちびちびやらずにでかくやろうよ。どうせなら日本一の出会い系サイトにしよう。」ということのようです。

実は自分もこれには激しく同意だったりします。
そもそも、もともと出会い系みたいなシステムでユーザー数を増やしてきたわけですからもっとそっちを突き詰めればいいんじゃないかと。
そうなっていけば、もしかすると自分も頑張ってmixi使いはじめるかもしれませんしw
いや、冗談抜きに、mixiが復活するためにはそれしか方法がないんじゃないかなぁ。。なんて感じますね。 

まあ、あと1年くらいは今のスタンスを貫き通してもいいかもしれませんが、果たしてどうなっているのか?
基本的にmixi嫌いじゃないので(だからこそ、こうしてちょくちょくネタにしているわけで)頑張って欲しいです。