もともと、「キャラメルボックス」という劇団は知っていたのですが、実際観に行ったのは初めてでした。
さすが名のある劇団だけあって、とても素晴らしかったです。
特に、主役の「雨」を演じた「吉田里琴(りこ)」さんはうちの娘と1つしか違わないとは思えない好演でした。
ちょっと調べたらNHKの朝ドラ「あまちゃん」にも出ているみたいですねぇ。

□ 吉田里琴 - Wikipedia

↓吉田里琴さんも参加されている写真集?


実は今回はもともと行く予定じゃなかった舞台なんです。



大本はかみさんの友達が買ったペアのチケット。
その友達が残念ながらいけなくなってしまったということでかみさんが買取り、
当初は娘と二人で行くつもりだったようです。

が、その娘も部活+塾、ついでにかみさん自身も仕事が立て込んでいるということで、
当日の朝になって「行けるなら行ってきたら。」と譲り受けたのでした。
もともと「キャラメルボックス」という劇団は知っていて興味あったし、
「柳美里」さんはあまり興味はなかったのですがあらすじを読むと面白そうだったので行ってみることにしました。
恋愛系だったら行ってなかったと思います。
親子(父と娘)、それと幽霊が出てくるところが行く気になったポイント。

ちなみに参考にしたのはWikipediaにあったドラマ版の解説でした。
□ 雨と夢のあとに - Wikipedia

なお、せっかくのペアチケットなので興味のある方は是非とSNS等でお声かけしたのですが、
出かける直前、公演の数時間前じゃあさすがに誰からも声かかりませんでした。



そんなこんなで向かった池袋はサンシャイン劇場ですが、さすが名のある劇団です。
素晴らしかったですね。そして、泣けました。
惜しむらくは娘がいなかったことかなぁ。。
かみさんはともかく、いろいろな意味で娘には見せたかったですね。 

ストーリーをちょっとかいつまんで感想述べると、準主役の父親が何しろダメ男。
蝶やベース等、好きな事ばかりやって生きてきているところや、娘を置いて海外に蝶を追いかけて行って亡くなってしまうところなど、どう考えても一般論で語るとこの上ないダメ男ですよね。
そんなダメ男がダメ男に見えないのが凄い。すごくかっこよく見えてしまう。
この辺り偏見入っちゃってるかもしれませんが、そんなところが「柳美里」さんっぽいと感じました。
ただ、そんなダメ男でも娘にとっては最高の父親だというところが、ある部分で自分とかぶって泣けましたね。

舞台技術や演技に関してはもう、全く文句はないですね。流石といったところ。
そんな中でも中二の 「吉田里琴」さんは凄かった。
あ、あと、個人的には野中マリア(役名)のマネージャーを演じた「笹川亜矢奈」さんが気になりました。
ツイッターやってるみたいでさっそくフォローしちゃいましたよ。 
□ 笹川亜矢奈 (sasagawaayana)さんはTwitterを使っています

と、どうもミーハーに走りがちなのも有名劇団だからかもしれませんが、そういった目を抜きにしても素晴らしい作品だったことには変わりありません。
是非、興味のある方は見に行ってみてください。(サンシャイン劇場では8月18日まで)
当日券も少々あるみたいなこと言ってたような気がします。

実は、 「雨と夢のあとに」の続編とされている「ずっと二人で歩いてきた」も近日公演となるようで、
こちらも是非観てみたいと思ったりもしたのですが、あらすじを読むとどうも恋愛系な感じ。
ちょっと今月はもうひとつ見たい舞台があったりするので諦めました。

でも、皆さんには2つ通してみてみることをおススメします。
各公演の情報やチケットご予約等は以下、公式サイトから行えますよ。
□ 演劇集団キャラメルボックス 

最後におみやげで買って帰ったキャラメルボックスのキャラメル、その名も「キャラメルキャラメル」。
美味しかったです。