なんか、最近の若い人(特に女子)は自分のことを変態だと思っている人が多いようです。

□ 若者の変態近づき? 自分は変態だと考える10代女子が78.5% | 瞬刊!リサーチNEWS
「自分のこと『変態』だと思う?」
・ちょっと変態かも:45.0%(3251票)
・ド変態です:33.5%(2423票)
・思わない:21.5%(1555票)
(Candy調べ、7229人が対象)
※10代女子に向けて行われたアンケートの結果


以前、若い人の言葉に対する意味合いが少しづつ変わってきているなんていうことを書いた記憶があるのですが、どの記事だったかな。
 
□ ネットメディアは後から叩かれ成長していく - ちほちゅう
最近、多様化がますます進んできていて、それこそ、一般的にはとんでもない「罵声」と思われている言葉ですら、「賛美」に感じる人たちもいて、そういう人たちが多くなっているように思えます。
こちらの記事だったかもしれません。
つまり、今まで「罵声」だったものが「賛美」に変わってきている。

特に感じるのは「ヤバい」という言葉の意味。
そもそもからして「ヤバい」って言葉自体辞書には乗っていないことばなのですが、
(と思ったら最近の辞書には乗っているようです。しかも後述の賛辞の言葉としても紹介されていました。)
もともととは違う賛辞の意味で使われてきています。

これはヤバい。

で、10代女子くらいで自分のことを「変態」と思うってことはおそらく、一般成人が使っている「変態」とは別の意味なんだと思います。
褒め言葉とまでは言わなくても「個性的」程度の意味を「変態」と言ってしまっているのではないかと。
だって、自分の娘の周りにそんなに変態がいるとはどう見ても思えないんですよねぇ。。

なお、「ヤバい」に関して以下の様な記事を見つけました。
 20代までの半分以上が「ヤバい」をいい意味で使ってるとのこと。
10代においてはなんと7割以上です。

とまあ、そんな具合だもんですから、そのうち「変態」=「個性的」 という時代が来るかもしれません。
そうなってくればいずれ放送禁止用語や差別用語なんていう嫌な意味の言葉もなくなっていくんじゃないかなぁ。。

そう、人類はまだまだ進化していく余地あるんですよね。
これからは精神的に進化していく時代かもしれませんね。