自分はタイミングが良かったのか実害なかったのですが、数日前に行われたOS(Windows 7)の定期アップデート(更新プログラム)に置いて、不具合のあるプログラムが配布され、インストールされてしまったという事例が生じていたようです。

□ Microsoftの更新プログラムに不具合、アンインストールを勧告 - ITmedia エンタープライズ
□ MS13-036 (KB2829996) インストール後に OS が起動しない問題について - Japan WSUS Support Team Blog - Site Home - TechNet Blogs
 


このプログラムをインストールしてしまうと環境によってはブルースクリーンがでるそうです。
定期アップデート(更新プログラム)というと勝手にダウンロードしてインストールするなんとも横暴なヤツですね。
まあ、性能がよくなったりセキュリティホールが改善されたりだったらいいのですが、起動できなくさせるってのはちょっと困りものです。

具体的には
問題になっているのは、Windowsのカーネルモードドライバに存在する権限昇格の脆弱性に対処した更新プログラム「MS13-036」(KB2823324)。Microsoftによれば、これを適用したWindows 7で再スタートから復旧できなくなったり、アプリケーションが読み込めなくなったりするなどの不具合が一部のユーザーから報告されたという。
この問題は、他社の特定のソフトウェアと組み合わされた場合に発生する可能性があるとMicrosoftは断定。具体的には、Kasperskyのウイルス対策製品との関係を指摘している。ただ、この不具合が原因でシステムエラーが起きたとしても、データが失われることはないと説明、Windowsの全ユーザーが影響を受けるわけではないとしている。
とのこと。
つまり、アンチウイルスソフトのカスペルスキー(Kaspersky)がインストールされているマシンにおいてコンフリクトを起こしている様子です。

致命的ということはないようですが、それにしてもこれはひどい。
パソコンに詳しくない人にはこれが致命的なトラブルに繋がる可能性も否定出来ないですよね。

かといって、自動アップデートを止めるのも面倒くさいし、ここはひとつ、Microsoftさんにしっかりしてもらうしかないでしょう。
ホント、よろしくお願いしますね。