ツイッターのユーザー名に普通とは逆になっている英字を使っている人がいる。
オリジナルはかの有名タンブラリストotsune氏なのだろうが、最近、やや頻繁に目にするようになった。
これをなんとか簡単に出来ないか考えてみた。

実はこれは、キャラクターコードの中に該当の文字があり、Unicode対応のサービスであるツイッターでなら再現できてしまうというのが答え。
ではどうやって該当の文字を探したらいいのか?


探す前にそのまま使える文字があることに気付くだろう。
たとえば、大文字の「N」や「z」、「o」、「s」、「x」など。
これは点対称の文字なので一回転させても形が変わらない。
したがって、そのまま使えてしまう。

もうひとつ、逆にすると別の文字になる文字も存在する。
「n」と「u」、「d」と「p」、「b」と「q」などがその関係でこれもそのまま使えてしまう。

以上を踏まえた上でさっそく他の文字を探してみよう。

まずはWindowsの標準IME、「MS-IME」に文字一覧を見る機能があって、こちらで探してみる。
ところがこれで見つかるのはごく少数。
以下の様なサイトもあるが「e」の反対「ǝ」や「c」の反対「ͻ」が見つかった程度だった。
□ ૱ All characters — CopyPasteCharacter.com

そこで、以下のサイトを使う。
□ Wiktionary, the free dictionary
こちらでたとえば「a」で検索する。
と、開くページが以下。
a - Wiktionary
これを下のほうまで辿っていくと「Translingual」の「See also」の当たりにに「a」を反対にした「ɐ」があることがわかる。
他にも同様に「m」の逆「ɯ」等もこの方法で見つかった。

ただしここでも限界が生まれてくる。「f」や「r」が見つからない。

で、最終的には。。
■ Lunicode
こちらのサイト、入力した文字を反転して表示してくれるサイト。
こんな良いサイトあったなら最初から教えて欲しかった。

これを使って作った逆英字が以下。
zʎxʍʌnʇsɹbdouɯlʞɾıɥɓɟǝpɔqɐ
Z⅄XMΛ∩⊥SᴚΌԀONW˥⋊ſIH⅁ℲƎᗡƆᙠ∀
大文字はちょっと難ある部分もありますが小文字はほぼ完璧。

さっそく使ってみようかなぁと思ったのですが、はて?どこで使おうかと迷ってしまいました。
いずれ使う時が来たら使ってみたいと思います。

via : 入力した文字を上下反転してくれるツール『Lunicode』 | 100SHIKI