日本国内に人が立ち入れない場所があるという恐怖。
しかも、そこがいまだにむき出しだということになんとも言えない怖さを感じます。

東芝が福島第一原発向けに四足歩行ロボットを開発したそうです。
□ 福島第一原子力発電所向けに東芝が四足歩行ロボットを開発 - GIGAZINE
東芝が福島第一原子力発電所向けに、人が作業できない場所での調査や復旧作業を実施する四足歩行のロボットを開発しました。ロボットは無線操作で動き、歩行速度は時速1km。連続では2時間の駆動が可能だとのこと。
まあ、なんてこと無いニュースですがこれは考えてみればまさに現在も原発事故は進行中であるという証明でもあります。


そこで、現在、福島第一原発はどのような状態にあるのか調べてみました。

□ 【原発問題/福島第1原発の現状】(11月26日)原子炉注水量が一時増加 福島第1原発3号機 : 47トピックス - 47NEWS(よんななニュース)
東京電力は26日、福島第1原発3号機で、原子炉を冷却するための注水量が保安規定で定められた量よりも一時増加したと発表した。東電は原因について「作業員が注水量を調整するバルブ付近で作業中、誤ってバルブに触れてしまったため」としている。
うーむ。未だにこんなことやらかしているんですね。
現場で働いている人はほんとうに大変でしょうが、まあ、色々と組織の方に問題があるようで。。 

該当のページは毎日、福島第一原発の様子を更新しているようです。

もうちょい詳しい記事はないかと探してみると、11月24日の東京新聞のサイトに以下の画像が掲載されていました。
こちらを見ると少しづつですが覆いを作っていることが見て取れます。
1号機はすでに完成、3号機が現在建築中のようです。
が、しかし建物内の放射線量ときたらこれは未だに目も当てられないような数値です。
これが結局数十年、場合によっては数百年も続くわけですから悲しいかな日本には完全なる空白地ができてしまったということになります。

なお、現在の福島第一原発の様子をGoogleマップの空撮から拝借。

大きな地図で見る
しっかり事故後の画像に変わっていました。
にしても、近くの駐車場に車がたくさんあるんだけどこんなに多くの人が危険を顧みず働いているんだね。 

それと現在の警戒区域も引用させて頂きます。時期を見ていずれ東北地方の太平洋沿岸の現状を見に行ってみたいと思っているのですが、さすがに福島第一原子力発電所近辺は無理でしょうね。
10年後、いや、20年後にはいけるようになっていることを期待しています。