皆さんは通勤電車で必ず座ろうと思ったらどうしますか?
おそらく、一番先頭や、一番後ろのほうの車両を目指すと思います。
ところが、郊外にあるハブ駅(いくつかの路線があって乗り換えに利用する乗客のいる駅)においては実はそれは得策ではないということを通勤マスターのかみさんに諭されました。


実は転職後、通勤なるものを経験しております。
起きる時間は今までとさほど変わりはないながらもやはり、電車での行き帰りは結構たいへん。
ましては、立ちっぱなしとなるとこれはかなり体力を消耗します。
座れたら座れたで寝ちゃって時間を無駄にしちゃうんですが。。

まあ、でも座れないに越したことはない。

実は当初、車両の一番後ろ、もしくは一番前に移動して乗るという方法を取っていました。
前職でも出張時に時たま電車を利用することがあって、そんなときはそうすることで座れることが多かったからです。
ところが、かみさんにその話をしたところ、それよりも簡単に座れる方法があると教えてもらいました。
それはなんと、「階段を降りてすぐのところで待つ。」です。 

実際、最近はこれを行うことでほぼ確実に座れるようになってきています。
では、なぜ通常混みそうな階段を降りてすぐのところがいいのでしょうか?
それは、その駅の特徴にありました。

僕が住んでいる埼玉県熊谷市は埼玉県北の中心市となっていて、秩父線や各種バス等が集中して集まってきています。
かつては妻沼線という私鉄もあり、戦争が長引けば群馬県まで線路が伸びていただろうということです。
さらに、埼京線を川越から東松山を通して熊谷まで持ってこようという運動もあると聞いたこともあります。
そう、つまり、埼玉県北の交通のハブとして機能している街なんです。

そういう街の場合自ずと乗り換えが増えます。
そして、乗り換えによる人の入れ替えを見計らうことでうまく座れるのが階段やエスカレーターを降りてすぐの場所なのです。

一方でなるべく前の車両やなるべく後ろの車両は長距離を移動する方たちが多いようです。
したがって、一度席が埋まってしまうとなかなか席が空きにくい。
だったら仮に座れなくとも階段を降りてすぐのところで待っていたほうがいいわけです。

ちなみに自分は階段を降りてすぐの出口の一つ横で待つようにしています。
それは、階段を降りてすぐのところだと出てくる乗客が多すぎて車両に入るのが遅くなるから。
そのことで、座れなくなってしまったこともあったので、出てくる人はより少なく、人の入れ替わりの多い階段を降りてすぐの出口の隣にある出口で待つようにしています。
これはほぼ8割程度は座れている感じかな。

ちなみにそれで座れなくても、いつも同じ車両に乗っていて、必ずある駅で降りる人を見つければ、少し遅くなりますが確実に座れます。
嬉しいことにそういった常連乗客さんも数名覚えることが出来ました。
まあ、その方法を使わなくても大体は座れているのでいいんですけどね。

にしても、やっぱり熊谷↔浦和間って遠いです。
ノートパソコン買い換えて、行き帰りにカチャカチャやってるからまだいいけど、通勤って、本当に人生の浪費ですよねぇ。。
そう考えると都内に住んでる頃は良かったなぁ。。