北野武監督作品は比較的好きで、色々な作品を見てきているのですが、
実はこの作品の前作となっている「アウトレイジ」は見てなかったりします。
そんな中で見た続編「アウトレイジ ビヨンド」なのですが、今作に関しては特にコンセプトもなく、ただ、俳優陣の微妙な表情やシチュエーションシーン、一方で、どんちゃん騒ぎを純粋に楽しむ作品だなぁ。と感じました。
こういうのも決して嫌いではないですが何かとコンセプトを求めてしまう自分にはちょっと物足りない感じもしました。
が、終わってみると不思議とすがすがしい気持ちになっていましたね。


いつも、映画を見て最初の感想をツイッターでつぶやいている僕ですが、
実はこの作品を見終わって最初につぶやいたのが以下のツイートでした。
何故こんなことをつぶやいたのかというと、実は以前、北野武監督の娘で、かつて歌手として活躍をしていたこともある北野井子(しょうこ)さんが父北野武監督作品について「みんな死なせちゃう」なんていうことを言っていたことを思い出したから。
ああ、なるほど娘は父のことをよく知っていると感じました。

なんていうと究極のネタバレになってしまいますが、もう、本当に単純にドンパチと人の死を楽しむ(といったら弊害があるかもしれませんが)映画だと思いました。
涙も考えさせられることもない、ある意味究極のバカ映画なんじゃないでしょうか。

ちなみに、DVDで前作を借りて見ましたが、やはり、感想はほぼ同じ。
強いて言うと続編を先に見てしまったがために、生き残る人がわかってしまうのがちょっとアレでしたねぇ。。