深谷シネマ」さんで見たもう一つのサイタマノラッパーは集大成となった「SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」。
前二作とは毛色の違うこの作品は、1で「Sho-gung」を脱退し、東京へ乗り込んだ「マイティ(MC MIGHTY)」が主役。
北関東3部作と名乗ったサイタマノラッパーシリーズも埼玉県(SR1)→群馬県(SR2)→栃木県(SR3)と移動してついにファイナルとなりました。


とにかくこの作品は「マイティ」でしょう。
ツイッター上でのやりとりで入江監督と確執があったようですが、「マイティ(奥野瑛太さん)」に就きます。
(シリーズ通してこの映画の出演者は監督含めツイッターをやられている方、多いです。)
今回は(SR2も?)「Sho-gung」の二人はすっかり端役。
踊る大捜査線のスリーアミーゴスのような存在となってしまってます。
いや、そうでもないかなぁ。。ラストなんて。

ラップに関しては征夷大将軍が良かった。
特に、DJ眠り猫、喧嘩時に「ま○こ野郎」「○んこ野郎」と連発。
映画じゃなければ「ピーー」って入ってましたね。
ってか、この言葉を普通に使わせるところが入江監督の熊高魂を感じさせます。
すみません、一部の人しかわからないネタで。

また、シリーズ通して感じていることですが「マイティ」含めキャスティングがいい!
なんと、中にはハリウッドスターの方もいたりして。。
さらに今回は「くりぃむしちゅー」の「有田哲平」さんや「いとうせいこう」さん、
「神聖かまってちゃん」のメンバーなども隠れキャラのように出演されています。

ただ、ちょっとだけ気になったところもあったりします。

まず、リアリティに関して。
1(埼玉)、2(群馬)では北関東のリアリティが逆に心を打ったサイタマノラッパーシリーズですが、
3(栃木)に関しては正直、あそこまでは酷くねーだろ。って感じました。
ただ、終わってみると号泣。やはり映画はこうでなくっちゃなーとも。
ちなみに1(埼玉)では涙なし、2(群馬)では不覚にも涙。女の子の体は自分だけの体じゃないんだよ。

それと、これが一番引っかかったのですが、その酷い栃木の総大将の名前が「のりお」。
「のりお」っていうとどちらかというととんねるずのノリタケの演じる貧弱キャラを思い浮かべるのですが、
何故、この名前にしたのかが気になりました。
実は自分と同名なんですよねぇ。
監督と自分、同じ高校出身だけど顔見知りじゃなかったはず。。
ちなみにリアルの自分は映画の中の「のりお」とは全く違います。

□ ノライヌフィルム - 映像作品全般の制作、ノライヌフィルム兼、入江悠監督のオフィシャルサイト

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