車などの乗り物で移動中にiPhoneのシャッターを切ると手前にあるガードレールや電柱等がひしゃげたように歪んでしまうことがあります。
こんな感じ。

車で移動中に助手席からパチり。(進行方向右)

こちらは電車から。手前の電柱は真っ直ぐ立っていたハズ。(進行方向左)
ここからは推測なのですが、ひょっとしたら「iPhone 3GS」の処理速度が遅くなってしまっていることに原因があるんじゃないかなぁと思っています。
つまり、普通のカメラで言うシャッタースピードの様なものが、通常のiPhone(4や4S)に比べて遅くなっているための現象。
普通のカメラでしたらブレが起きたりするのでしょうが、デジタルカメラなので斜めになる。
デジタルの場合ビットマップ単位で上から順に処理されると推測、その際に手前にあるものほど動きが速い為にひしゃげてしまうのではないかと思っているのですがどうなんでしょうね?
いずれにしても、iPhoneを使って移動中の車内から撮影する場合、手前になにかあったらそれは写りこまないように撮影したほうがよさそうですね。
【追記】
iPhoneのカメラには「ローリングシャッター」という技術が使われているそうです。
□ ローリングシャッター効果って何だ? | IDEA*IDEA
□ CMOSセンサーについて| 技術情報 | サポート | HDV | 映像制作機材 | プロフェッショナル/業務用製品情報 | ソニー
□ CMOSイメージャの特徴
redactorさん、コメントありがとうございました。
【追追記】
また、面白い写真が撮れたのでひとつ。

まるでゴムのようにグニャリと曲がるワイパーブレード。
移動している物体がゆがむという現象ですが、iPhoneのカメラではCMOSイメージセンサが使われています。CMOSイメージセンサは一般的に”ローリングシャッタ”というシャッタ方式となっていて、各行ごとに露光タイミングが異なるため、このような現象が生じます。”ローリングシャッタ”で検索すれば、さらに詳しく理解できるかと思います。