カスタムフィールドが作れたら今度は左側にボタンを追加するためにプラグインをもう一つインストールしておきましょう。
「プラグイン」→「新規追加」で「Custom Post Type UI」を検索してインストール。
□ WordPress › Custom Post Type UI ≪ WordPress Plugins

これがカスタム投稿(カスタムポスト)を追加、管理できるプラグインです。
その前にそもそもカスタム投稿って何なのでしょうか?


カスタムフィールドっていうのは入力項目をカスタマイズできる機能です。
カスタム投稿(カスタムポスト)っていうのは「投稿(ポスト)」を細分化することができる機能で、
通常、イベント紹介の記事や商店紹介の記事等、記事は全て「投稿」で一括管理しているのですが、
これをそれぞれ、分けることができる機能です。
具体的には左メニューに「イベント投稿」や「商店投稿」などというボタンが作られ、
そこをクリックするとイベント記事一覧や、イベント記事入力用のフォームが表示されるというものです。

ではさっそく左側にメニューを追加する手順を説明します。
  1. まず、「Custom Post Types」→「Add New」とすすみ、新しいカスタム投稿タイプ(カスタムポストタイプ)を作成します。
    こんな感じに入力。
    カスタム投稿使用例01
  2. これで「shops」というカスタムポストタイプが作られました。
    実はこれだけで左側にボタンが作られます。
    カスタム投稿使用例02
    ついでに「つぶくまイベント」というラベルの「event」というカスタムポストタイプも作っておきました。
  3. ここでカスタムフィールドに戻って各フィールドを「shops」が選ばれたときだけ表示されるように修正しておきましょう。
    [cfgu_setting]
    boxname = 熊谷店舗紹介

    [shopname]
    fieldname = 店名
    type = textfield
    class = shops
    default = 店名を入力してください
    size = 35
    sample = 記入例)プロット・ファクトリー

    [category]
    fieldname = ジャンル
    type = select
    class = shops
    value = ファッション#アクセサリー#フード#アルコール#サービス#カルチャー
    default = ファッション
    sample = 最も適切なジャンルを選んでください。

    [image]
    fieldname = 店舗画像
    type = imagefield
    class = shops
    size = 35
    sample = 店舗画像があればアップしてください。
    must = 1

    [address1]
    fieldname = 住所1
    type = textfield
    class = shops
    default = 住所(番地まで)
    size = 35
    sample = 記入例)埼玉県熊谷市宮町1-120

    [address2]
    fieldname = 住所2
    type = textfield
    class = shops
    default = 住所(アパート名等)
    size = 35
    sample = 記入例)プロットマンション801号

    [closed]
    fieldname = 定休日
    type = multi_checkbox
    class = shops
    value = 月#火#水#木#金#土#日
    default = 土#日
    sample = 定休日にチェックを入れてください。

    [opentime]
    fieldname = 営業開始時間
    type = select
    class = shops
    value = 0:00#1:00#2:00#3:00#4:00#5:00#6:00#7:00#8:00#9:00#10:00#11:00#12:00#13:00#14:00#15:00#16:00#17:00#18:00#19:00#20:00#21:00#22:00#23:00
    default = 9:00
    sample = 1時間単位での指定になります。

    [closetime]
    fieldname = 営業終了時間
    type = select
    class = shops
    value = 0:00#1:00#2:00#3:00#4:00#5:00#6:00#7:00#8:00#9:00#10:00#11:00#12:00#13:00#14:00#15:00#16:00#17:00#18:00#19:00#20:00#21:00#22:00#23:00
    default = 17:00
    sample = 1時間単位での指定になります。

    [website]
    fieldname = ウェブサイト
    type = textfield
    class = shops
    default = ウェブサイトのURLを入力してください。
    size = 35
    sample = 記入例)http://www.plot-factory.com/
    (「post」を「shops」に一括置換)
    こうしておくと、「投稿」→「新規追加」としたときは上記設定のカスタムフィールドが表示されず、「熊谷のお店」→「add熊谷のお店」と進んだときだけ表示されるようになります。
とりあえず、以上で表向きなインターフェース修正は終了。
あとは、カスタム投稿に対応したテーマ内テンプレートを作ればOKです。
ここから先がいちばん大変なのですけれどね。