次期AppleパソコンのOSはオンラインでしか販売しない様子です。
□ もうUSBメモリ版は作らないとさ。Mountain LionはMac App Store経由じゃないと入手できないんだって : ギズモード・ジャパン 
ちなみに、Mac OSという名を使うのもLionまでが最後で、次期OSのMountain Lionの正式名称は「OS X Mountain Lion」になるとのこと。
□ Mountain Lion、OS名称から“Mac”が消える=「OS X Mountain Lion」が正式名に | Apple News | Tsugawa.Tv


かつて「漢字Talk7」の時代はフロッピーディスクによるOSプログラムの配布でしたが、
それがCDになり、DVDになり、USBメモリになり、ついに物理的な媒体が一切ないインターネット販売のみというかたちになってしまうとのこと。
それに合わせてMacという冠も取ってしまったようですね。
もう、モノは売らない(売れない)時代に突入したということでしょう。

考えてみると、今、一番売れているもの、儲かっているものが何かと考えた時、思い浮かぶのが、GREEやモバゲーの有料アバターや有料ゲームです。
なんでこんななんにもモノが残らないもんにお金をかけるのかわからんという古い人達もいると思いますが、今はそういった時代になってきているんです。
ちょっと違いますが僕も今日、取れもしないクレーンゲームに数百円費やしてしまいました。

電子書籍もそうですね。
紙書籍の場合は手にとって存在を感じることができますが、電子書籍は単なるデータです。
これもモノは売らない(売れない)という一つの事例でしょう。
当然ながら音楽のデータ配信なんかも同様。

少し前に、「モチベーション3.0」という本が世間を騒がせましたが、これは、生きるために必要に迫られてやるモチベーション1.0の時代を経て、資本主義の発明によりお金をつかった飴と鞭によるモチベーション2.0時代になり、さらに現代その上を行く自分が幸せに感じるためのモチベーション3.0時代へ突入しつつあるというのが大筋だったと思いますが、お金の使われ方も生活のためのモノに使われる時代から自分が幸せに感じるために使われる時代に変わってきているのでしょう。

これは、実際数字にも現れているようです。

これを見ると、モノがどんどん安くなっているというのは事実のようですが、サービスはむしろ高くなっているようです。
サービス業の方は回りに流されず、自信を持って高い価格で技術や知識を売ってください。

サービス業が回りに流されて安売りをし始めたらいよいよこの国はヤバいと思いますね。
ただコーヒーを売るにしてもなんらかのサービスを付加価値として付けてあげれば、
マクドナルドのような安い価格でなくても十分売れる。そう考えています。