レイモンド・ブリッグズの「さむがりやのサンタ」とよく似た表紙絵が印象的な「仕事は楽しいかね?
当初は表紙から絵本的な話なのかなぁと想像していたのですが、そうではないにせよ物語調の話で非常に読みやすかったです。


経営書なんて言ってますがそういうふうに捉えないほうがいいかもしれませんね。
人生を楽しくすごすための極意といったほうがいいかもしれません。
結果として経営に成功するためのヒントがここにはたくさん詰まっているのです。
「人生のバイブル」なんていい方のほうがしっくり来るかもしれません。

物語はビジネスマンの主人公が雪のため飛行機が離陸できなくなってしまった飛行場である一人の老人と出会うところから始まります。
そして、飛行機が離陸できるようになるまでの一日を描いた作品。
時間的にはたったの一日ですが、主人公はこの経験がきっかけで人生がガラリと変わることになります。
さて、どんなふうに変わってしまったのか?実際本を読んでみてのお楽しみということにしておきましょう。

物語なんだけどそれぞれの章が老人から発せられた名言で成り立っています。
そして、そのどれもがいつまでも覚えておきたい言葉。
物語でありながらもいつまでも手元においておきたい一冊。
それがこの「仕事は楽しいかね?」です。

実はこの作品、中間管理職になった主人公が再び老人にアドバイスを求める続編もあります。
いずれ、こちらも読んでみたいと思っています。

僕もこれからの人生、「試してみる」ことを「喜び」に変えられるように生きていきたいと思いました。