前から気にはなっていたんですよ。
当初、ネット小説(オンライン小説)のパイオニア的存在だという印象があったのはネットで色々と言及されていたからのようで、実際は自費出版からのスタートだったようです。
そんな山田悠介氏によるデビュー作「リアル鬼ごっこ」。
一部で文章に稚拙さが目立つといった問題も指摘されていますが、まあ、話が面白ければいいと思うんです。
僕も人のこと言えませんしね。

□ 文芸社 - 山田ワールド 文芸社による山田悠介の作品に関する情報サイト

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で、今回「リアル鬼ごっこ」の映画版をDVDで借りたわけです。
もちろん、TSUTAYAではなくゲオ(GEO)で。
実は、クレジット機能付きTカードをもろもろの諸事情により止められてしまった というのも一因なのですが。

ちなみに同時に「相棒(劇場版)」も借りました。
どちらも2008年に上演された作品で、どちらも2が既に上演されている。
そして、どちらにも「チェス」が出てくるという奇妙な巡りあわせ。
まあ、ただ単に娘と僕とで両方楽しめる映画を2本借りてきたということだけなのですが。。

といったところでさっそくレビューに入らせていただきます。

まず最初の感想としてはよくできた話だなぁと感じました。
山田氏はどちらかというと理系の頭をお持ちのように感じます。
パラレルワールドというギミックにパラレルトリップというメソッド、そこにさらに鬼ごっこというギミックを加え、計算されつくしたストーリーになっています。
ただ、逆にいうとそれだけしかないんですよねぇ。

小説は読んだことがないのでわかりませんが、映画を見た限りですとこれぞB級映画、変な表現ですが超一流のB級映画といったふうに感じました。
タイトルに超B級映画とつけたのはそのあたりを表現したかったわけ。
頭の中を空っぽにして単純に楽しむだけの映画としてはこれは評価できると思います。

ゲオ(GEO)で100円で借りてきた分は十分、十二分楽しめた作品でした。

PS. レビューを書くに当たり小説のレビューを読んでみたらなんともはや。。

リアル鬼ごっこ
リアル鬼ごっこ

リアル鬼ごっこ スタンダード・エディション [DVD]
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