非推奨ながらもなかなかなくならないiframeタグですが、これは「いいね!」ボタン等の埋め込みタグや広告関係に未だに使われています。
実は僕も簡単な掲示板方式のCMSでiframeを使っているのですが、ここで一つ問題があります。
CMSっていうのは内容によってページのサイズが変わってくるわけです。
ページのサイズが変わるとiframeから内容がはみ出してしまいます。
これは、スクロールバーをつければ解決するのですがこれがイマイチスマートじゃない。
そこで、 iframeの高さを表示されるページの内容に合わせて変えるスクリプトを紹介します。


ベースになるJavascriptは以下のとおり。
function GetHeight(ID,NAME)
{
	if (document.height) 
	{
		document.getElementById(ID).style.height = parent.frames[NAME].document.height +"px" ;
	}
	else
	{
		document.getElementById(ID).style.height = parent.frames[NAME].document.body.scrollHeight +"px";
	}
}
簡単に解説すると if (document.height) の振り分けはブラウザ対策。
document.getElementById(ID).style.height がiframeのheight(高さ)の値になり、
それを parent.frames[NAME].document.height つまり読み込ませるドキュメントの高さに合わせる。
といったことをしています。 

こちらを、外部ファイルにして読み込むか直接scriptタグで書き込むかします。 

さて、それだけじゃもちろんダメでiframe側も以下のように書く必要があります。
<iframe onload="GetHeight(this.id,this.name)" src="./cgi-bin/news.cgi" id="news" name="news" width="420" height="100" frameborder="0"></iframe>
上記は一例です。
srcのところは任意。おそらくcgiやPHPスクリプトのことが多いと思います。
重要なのは onload="GetHeight(this.id,this.name)"
idとnameを同一の文字列にするところ。

以上でOK。
そんなに使う機会ないかもしれませんが念のための覚書でした。

via : IFRAMEの高さ可変 (メモ帳)