Google及びBingが、Facebookの「いいね」の数やツイッターでつぶやかれた数等をサイトの評価に加えたというニュースを受けて書かれた「SEO終了のお知らせ」という記事を読みました。

□ TwitterやFacebookで共有されたリンクが検索順位に直接影響する――グーグルとBingが明言 | Web担当者Forum
□ SEO終了のお知らせ


まあ、ずいぶんすごいタイトルをつけたもんだと思って読ませてもらいました。

読む前は「SEOは終わらない」でしょ。と思って読んでましたが、結局のところSEOは終わりません。
手法が変わってくるだけです。
で、それは記事を書いた御本人もはっきりと新しい時代の「SEO」になるはずです。と書いています。
それではどういった手法になるのか?

今のSEOは内部SEOは置いておいて外部SEOに関しては被リンクを集めるのが主流となっています。
で、良いリンクを多くもらったサイトが検索上位に上がってくる仕組みです。
このリンクの質が多少悪くてもSEOになってしまうのが現状。
つまり、例えば非リンク増産スクリプトでも作ってどんどんリンクを増やしていくことでSEOになってしまっていたのです。
実は、こういった評価基準は年々改善されつつあって、かつて使えた方法が使えなくなったりしています。

この、被リンクに加えてFacebook「いいね」の数やツイッターでの言及が影響してくるというのが今回の改善点ですが、だからと言って基本的には変わらないと思います。
たとえば、Facebookやツイッターの架空アカウントをつくりそれをつかって「いいね」や言及ツイート、リツイート等をしまくる。そしてそれをスクリプトとして自動化する。
もしくは、協力者を多く募って人為的にその人達に「いいね」等をやってもらう。
など、色々な方法が考えられます。

実は、以前こんな記事を書いていました。
ネットで営業 - ちほちゅう
この記事で、SEOは最終的には営業だとしています。
つまり、リアルの世界での営業活動をネットにもってきたのがSEOだと。
まあ、その手法に問題があるかどうかというのはリアルの営業と一緒で、そういう行為で付いた顧客はそういう顧客でしかないというのもリアルの営業と一緒。

SEOとは永遠に終わることのないインターネット上での営業活動の一つだと思っているわけです。