モリサワフォントといえば今はフォント(書体)のスタンダード、
写植時代はモリサワよりもむしろ写研が強かったのですがデジタルの波に完全に乗り遅れた写研はWebサイトも持たずに今に至り、伝説となりつつあるような気さえします。

フォント 


さて、そのモリサワフォントですがかつては様々なコピープロテクトが施されてきました。
たとえばコピーしたフォントを使うとジャギーが出てしまう等々。

ところが、オープンタイプフォントに変わった段階であえてプロテクトシステムを搭載せずにユーザーの良心に任せる形を取ります。
それが、年間52,500円(税込)でモリサワフォント使い放題のモリサワパスポートという製品。
当時はコピープロテクトは施されていなかったハズでした。

それが最近になって更新時期が近づくとアラートが表示され、そのまま使っていると使えなくなる仕様に変わったようです。
何度か書体が増えたりしてアップグレードしていたのは知っていたのですが、2009年9月頃公開となったMORISAWA PASSPORT「アップグレードキット2009」からその機能が搭載されたとのこと。

ってことは、今のフォントはコピーができなくなってるのでしょうか?

さすがに確認する訳にはいかないのでここからは想像でしかないのですがもしかするとインストーラを使ってインストールしたマシンだけに効果的な機能なんじゃないかなぁと感じます。
つまりコピーしたフォントは更新期限が来てもアラートが出ないだけではなく、普通に使い続けることができちゃうんじゃないかと。
で、肝心のコピーですがこれも普通にできちゃうんじゃないかと予想。
ま、予想だけで実際やったわけではないので。。

この記事をみて試してみたくなった方。
仮にコピーできちゃったとしても決して使い続けるなんてことしちゃいけませんよ。

実際期限が切れるとこうなるそうです。(追記)
□ モリサワPASSPORTの期限が切れるとどうなるか - ちくちく日記