上の人達に愚痴ばっかり垂れていてもどうかと思うので、僕が零細中規模印刷会社で中間管理職としてやってきて感じている「部下のモチベーションを下げる3つの禁句」を紹介したいと思います。
業界自体が下降気味であるからでしょうか? 効果てきめんです。(言っちゃいけませんよ)
同じ話でも伸び盛りの企業であれば逆にモチベーションが上がることもあるかもしれません。
特に最後の項目あたりはそうなんじゃないかなぁ。。

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上司批判

どんな上司であっても上司批判はあまり気持ちいいもんじゃありません。
ことに、直属の上司。
批判しておいて前に出るとヘコヘコしてる姿なんて見ただけでモチベーションダダ下がりです。
まだ、社長批判の方がいいですが、それもダメです。
だからといって賞賛する必要はありません。(もちろん、賞賛に値する上司であればそれもまたよしでしょう。やりすぎはどうかと思いますが。。)
触れなければ良いだけ。
実際、雑談や会議の中で上司がどうだこうだという話は通常発生しないと思います。

会社批判

これもやめましょう。
自分が何のためにこの会社に入ってこの会社で働いているのかがわからなくなります。
批判はいけないけれど、問題点を提起し改善策を話しあうのはいいと思います。
批判と問題点の境目が難しいと思うかもしれません。
批判は可能性のないことをグタグタいうこと。(例えば給料安いとか、自分ではどうにもできないこと)
改善策は可能性のあることを討論することだと思います。(例えばコスト削減とか、残業問題とか)
会社批判をするくらいだったら、独立するか会社を辞めましょう。

お金の話

会社内のお金の流れを知ることはある意味重要ですが、あまり知りすぎるのも良くありません。
たとえば、自分では貢献しているつもりでも会社からの評価が低いとモチベーションは落ちます。
特に、比較対象があり、自分よりも評価が低いと思ってる人が自分より給料をもらってたりするとモチベーションはガタ落ちです。
また、今やっている仕事がどの程度会社の売上に貢献出来ているかを知ることは重要ですが、それを部下が知る必要はありません。
管理職がしっかり管理してあげましょう。
お金のあまりもらえない仕事は勉強もかねて比較的スキルの低い部下に振る。
お金のもらえる重要案件はスキルの高い部下に振る。等の施策が必要です。
そして、それを部下に伝えるかどうかは管理職の判断次第ですが、その時に具体的な売上額をいう必要はありません。
だからといってかたくなに拒否することはないでしょう。聞かれたら答えてあげてもいいんじゃないかなぁ。
だいたい聞きたがる部下はそれなりにスキルもあって自分の仕事に自信のある人材が多いからです。
逆にもっと取ってなんて葉っぱかけられちゃうかもしれませんね。

と、まあ、管理職になって数年の若輩者の意見ですが、実際言ってしまって失敗したと感じたことを書き連ねてみました。
これからは、以上3点は自分の人生に支障が出るような状況にでもならない限り言わないようにしようと思っています。

なお、ブログ上では別。たまには毒づきますぜ!