DICが対応が悪いというので一時的にサカタインクスのインキを使ってみてはどうかという話が出ている。
そこで、お試しでプロセス4色分を一缶づつあずかったそうだ。
さっそく使ってみての現場の素直な感想が聞けたので紹介。

■ DIC株式会社 - Color & Comfort by Chemistry 化学で彩りと快適を提案する
サカタインクス

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著者:SOUVENIR DESIGN
販売元:エムディエヌコーポレーション
発売日:2004-12
おすすめ度:4.5
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サカタインクスのインキは以下の点でDICのインキとは違っているそうです。
  1. 臭いがきつい。
    DICはプロセスカラーに関しては殆ど臭わないそうです。(特色では匂うものもあるそうです)
    一方でサカタインクスのインキは臭いがキツイと言っていました。
  2. インキディスペンサーで使うときに形状上不安定になる。 
    インキディスペンサーとはインキを混ぜて別の色を作る機械。
    DICの缶は底に窪みがあり機械に固定されるようになっているのですが、サカタインクスの缶は底が平らなのでインキディスペンサーで使うときに不安定になるそうです。
    インキ抽出装置(参考)
価格に関しては上司の反応を見る限りおそらくさほど変わりはないと思います。
対応に関してはサカタインクスの方が良心的だと言っていました。
もちろん、最初だからというのもあるとは思いますけれど。

【15日追記】
スミ(ブラック)に関しては臭いはないそうです。