JGASで評判だったというフォントのモリサワ主催、電子書籍(電子ブック)のセミナーにいってきました。
今回のセミナーはイレギュラーにもかかわらず、モリサワ社長のご挨拶から始まるという気合の入れようです。

改訂4版 TrueType フォントパーフェクトコレクション(CDROM付) (デジタル素材ライブラリ)

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実は電子書籍(電子ブック)は数年前に専用リーダーまで発売されるも、さほど一般的にならずに今に至るという経緯があります。
ただし、今回はちょっと違います。
まず、アマゾンが専用リーダーKindle(キンドル)を日本で発売しました。
これは専用機およびiPhoneアプリケーション等としても発売しています。
そして、日本におけるスマートフォン、殊にiPhoneの台頭。
これらが起爆剤となって、今度こそアーリーアダプター層いや、できればキャズムを超えてアーリーマジョリティー層にまで入り込みたいといった思いのようです。

ただ、当社(田舎企業)ではKindle(キンドル)どころかiPhoneすら持っている人がいないといった状況。
はたして、一般層まで浸透するのかどうか?
もっとも、一兆円を稼いだ男、元NTTドコモの夏野剛氏が言っているように、そういったやる気のない層は無視してしまっても十分利はあるのでしょう。

といったところで具体的なソリューションの紹介をしたいと思います。
今回紹介されたのはInDesign(インデザイン)および組版ソフトMC-B2からiPhoneアプリが作ることのできるソリューションです。

■iPhoneアプリとは。
iPhone対応のアプリケーションのことで、比較的簡単に開発、配布することができる。
開発、配布するにはiPhoneデベロッパプログラムに参加する必要があり、アップルに毎年10,800円を払う。
iPhone Developer Program - Apple Developer Connection
作ったiPhoneアプリはApp Storeでオンラインで販売することができる。
アップル - iPhone - 数えきれないほどのiPhoneアプリケーションをダウンロード。
売り上げのうち3割はアップルへ。

■電子書籍(電子ブック)とは
かつて説明したデジタルカタログとは違う。
iPhone等スマートフォン端末や、専用ブックリーダー(アマゾンKindle)等で閲覧可能なデータとなった書籍。
現在、漫画と写真集でシェアの85%を占めていて、これから一般書籍の台頭が期待できる。
(実際、twitterではデジタル書籍の話題が尽きない。「ツイッター 140文字が世界を変える」や小飼弾氏の「弾言」等がデモ中にランキングで見て取れた。)
【具体例】
MAGASTORE(マガストア)(AERA-アエラ、SPA-スパ、等)
□産経新聞 [産経新聞:産経新聞が毎日無料ですべて読めてしまう神iPhoneアプリ。346]
□大辞林

モリサワ開発のアプリケーションを導入する強み

□印刷データを簡単にiPhoneアプリにできる。
□簡単・見やすい・操作性がよい。
□ツールは安く提供(ほぼ無料)。アップルへのマージンに加えさらにモリサワにマージンを支払う方式(具体的な額はまだ決まってない)
□通常のiPhoneアプリと違いモリサワ書体(2、3書体)が搭載できる。
□変換作業途中での文字修正もできる
□変換作業途中で印刷して文字校正もできる
等々。

基本的にBtoCのビジネスモデルとなるため、一般印刷業ではノウハウがちょっと足りない気もします。
そのあたりがクリアできれば当社でも導入を考えてみてもいいんじゃないかなぁ。