少しずつだが確実にメディアとしての紙の価値は下がってきている。
米パソコン誌の名門「PC Magazine」が休刊するそうだ。

メディア・パブ: 「紙よさらば」,あのPC Magazineも休刊へ
PCやPC周辺機器,アプリの評価が売り物であったが,そうした情報は今やインターネット上でタダで得られる。それに編集側スタッフの評価よりも,大多数のユーザーからの評価(集合知)のほうが参考になる。ガジェットやパソコンの購入者が,PC_Magazineなどのパソコン誌よりも,Engadget やGizmodなどのブログや製品比較サイトに飛びつくのは仕方がない


日本でも同じような流れになっていくのだろう。
情報を発信するツールとしての紙の価値はどんどん下がっていく。
つまり新聞を含む情報誌は減少の一途をたどるのではないか?

一方でエンターテインメントとしての紙の価値はさほど変わらない気がする。
つまり、漫画等にあたるのだが、これも新しい表現性の優れたメディアが次々と誕生しつつある今、伸びることはないだろう。

さらに、有機ELなんていう紙なみの薄さのモニターも登場する始末。
紙が情報発信ツールとして一世を風靡していた時代はもう終わってしまうのだ。

これから先、紙、そして印刷はどうなってしまうのだろうか?
ひとつだけ、これだけは間違いなく言える。
「紙や印刷がこの世からなくなることはないだろう」