以前、ホリエモンの定額給付金に対する考えをお伝えしました。
ホリエモンは「直接民主主義の実験」ということで定額給付金の使い道を提案していました。
今回紹介するのは、経済学者の池田信夫先生の案です。
配られた後の使い方を提案していたホリエモンとは違い、配る方法について提案されています。
なるほど、これなら一時的ですが確実にお金が回るようになるでしょう。


定額給付金を「マイナス金利」にする方法 - 池田信夫 blog
すべての納税者にデビット・カード口座をつくらせ、そこに政府が一定の金額を振り込む。このデビット・カードは一定の期限が来たら無効になる、というしくみだ。(中略)日本の定額給付金も、これでやってみてはどうか。
つまり、期間内に使わないと無効になってしまうといったシステム。
これならばイヤでも使わざる負えない。

効果をもたせるには2兆円ぐらいではだめで、来年度予算で「4月から消費税を5%引き上げ、来年度の税収増10兆円を期限つきデビット・カードで全額還付する」と決めればよい。
もらえる額が増えれば増えるほど消費も増えていくことになります。
しかも、先行き消費税が上がるとなればなおのこと。

こういうデビット口座をつくっておけば、今後も不況のときはこの口座に税を還付すれば確実な効果が見込め、財政収支にも中立だ。
不況のたびにマイナス金利の給付金が支給されるといったシステム。
そして、そのたびに消費税を上げていく。ってのは余計ですが。。
これはいがいといけるかもしれません。

こう考えると、いっそのこと全てマイナス金利にしてしまうのが一番の経済効果のような気がしてしまいます。
そのあたり、どうなんでしょうねぇ?