当社では、まずiモード(ドコモ)用で最適化されたサイトを作ります。
これは、シェアが一番大きいということもありますが、外部CSSに対応していない等、iモードが一番融通が利かないからといった部分が大きいです。
そしてその後、各キャリアにあわせていきます。
なお、動作確認に関してはエミュレータを使っているって人も多いと思いますが、うちでは実機でやっています。
これは、実機で見るのとエミュレーターで見るとのではずいぶん雰囲気が変わるからです。
最近はパケット定額制が一般的になりつつあるということも理由のひとつです。
ただ、それでもなかなかいないのがソフトバンクユーザー(ちなみにうちのかみさんはソフトバンク)。
今回はAUユーザーに協力してもらってiモードでちゃんと見えてるのにAUではちゃんと見れない部分をピックアップしてみました。


1. 画像がプログレッシブJPEGじゃだめ、標準にする。

3キャリア対応の画像形式はJPEGです。ただ、普通にJPEGじゃダメみたいです。
僕の場合JPEGにする場合はなるべくプログレッシブJPEGにします。
昔からWebサイトやってる人はわかると思いますが、プログレッシブJPEGにすると、重い画像でも徐々に表示されるからです。
ただ、こいつはAU端末には対応していないようです。標準でJPEGに書き出しましょう。

2. AUはユニコードが使えない?

ドコモのXHTMLの仕様では文字コードはユニコードもしくはSJISとなっています。
そうなると使える文字数の多いユニコードを使いたくなるのですがちょっと待った!!
AUでドコモ用に作ったユニコードのサイトを見ると文字化けします。
したがって文字コードはSJISで統一しましょう。

3. 文字サイズはxx-smallでようやく一段階小さくなる。

携帯サイトの文字の大きさは3段階だと考えてもらって問題ないと思います。
そこで、smallで小さくするかlargeで大きくするかと考えます。
そのとおりドコモ端末の場合smallで一段階小さくなり、largeで一段階大きくなるのですが、AUではそれでは標準サイズのままです。
AUの場合はxx-smallでようやく一段階小さくなります。同様に大きくするにはxx-largeです。

以上、とりあえず気づいたところを書いておきました。
今度はソフトバンク版もやってみたいですね。

今回検証に使った機種
カシオ携帯電話オフィシャルWEBサイト | 製品情報 | W53CA

携帯サイト(モバイルサイト)でCSS
携帯サイト(ケータイサイト)の作り方
携帯サイト(ケータイサイト)の作り方Part2