一見(一読?)、ダウンロード違法化は経済的にプラスになるような気がする。
だって、お金を払わずにダウンロードしていた有料コンテンツに、
しっかりとお金が払われることで市場が活性化すると思いがちだ。
ところが、実際はダウンロード違法化による経済への影響はほとんどないどころか、場合によってはマイナスに働くということだ。


ダウンロード違法化についての超初歩的な経済学 - 池田信夫 blog
侵害による権利者の損失と宣伝効果による利益は、ほぼプラスマイナスゼロだというのが、多くの実証研究の結果だ。
―中略―
少なくとも音楽産業では、ダウンロード違法化の社会的な効果はマイナスになる可能性が高い。
途中途中出てくる公式はちょっと難しかったので置いておいて、
  1. ダウンロードを違法化してしまうと宣伝効果が落ち、実はレコード会社自体の金銭的利益はさほど変わらない。
  2. それどころか、消費者のモチベーションを低下させ、さらに効率的なネットワーク利用に萎縮効果をもたすなどマイナス要素のほうが多い。
ということらしいのだ。

つまり、レコード会社が目先の利益に走ってしまってかえって市場を縮小させてしまう可能性があるということらしい。
もっとも、音楽をダウンロードしたことのない僕にとってはどうでもいいこと。
仮にダウンロードが違法化になって市場が縮小してもレコード会社の自業自得だし、
そもそもからしてメジャーな曲(お金になる曲)はあまり好きでないほうなのでまったく問題ありません。

ちなみに、池田信夫先生が大学院で教授をやられている上武大学は、
意外と僕の住んでいる場所から近かったりします。
だからなんだと言うわけでもないですが。。

上武大学

iPod課金はやらないことになりそうだ(11月4日追記)