というなかなか興味深い記事を見つけた。
つまり、googleマップに売却予定の個人の持ち物である不動産が表示されてしまい、
プライバシーの侵害。かつ、そのことで不動産価値が下がったとGoogleを訴えた人がいるとこういうことらしい。
ふむ。
裁判の結果がどうなるかはさておいて、これは使える。と思ったのが、
土地購入時にGoogleマップを使うという手だ。
ちかくに工場がある。商業地が遠い、駅が遠い。
不動産業者はおそらくマイナスになるであろうことにはあえて触れない。
プラスになるところだけを前面に出して不動産に価値を植えつける。
もちろん、プラスになるところがたくさんある不動産はそれはそれでいい商品だと思うし、
そういった物件のほうが魅力的だ。
が、考えてみるとマイナスになる点が少ないことのほうが、
長年利用するものだけに不動産にとっては大切ではないだろうか?
そこで、Googleマップである。
近いといっても駅までいくのに危険そうな場所はないか?
ちかくに工場やゴミ処理施設等はないだろうか?
怪しい施設はないだろうか?
Google検索等も使い、その地域の災害暦や犯罪暦等も確認できる。
他にも地形をみて地盤に問題はないか? 等など、
探せばいくらでもチェックできる箇所は生まれてくる。
それが、Googleマップを使うと可能なのだ。
もちろん、最終的には現場に行ってみるのが一番だろうが、
現場で歩きまくるのに近いことをGoogleマップを眺めているだけでできてしまう。
これを使わない手はない。
近いうちに不動産購入を考えている方はさっそくgoogleマップをチェックしよう!!
■5月19日追記
□「Google Maps」で家探し--グーグル、不動産物件を表示可能に - CNET Japan
「Google Maps」で不動産リストが表示されるようになり、売り出し中の物件の上にマーカーアイコンが表示されるようになった。とりあえず海外版のみ。
日本語版でもいずれ使えるようになるでしょう。