ようやく「ITエンジニアのための社内SE求人公開フェア」で頂いた、
転職面接必勝法」が読み終わりました。
かなり時間かかりましたが「リクルートエージェントで転職05」を書いた後、
つまり、筆者「細井智彦」氏によるセミナーを聞いた後、再度最初から読み始めたためです。
にしてもかかりましたね、いろいろ忙しかったものですみません。


さて、かなり間が開いたため一部の人には転職あきらめたのかな? と思われてしまうかもしれませんが、そういうわけじゃありません。
実は、一番使える部下が突然やめてしまったため、さすがに僕もと続くわけにも行かず、
とりあえず次に使える部下を特訓中というわけです。
なんか、毎年このタイミングで転職逃しているような気がします。
当初の目的4月までをゴールデンウィークまであたりにずらし、
引き続き頑張って行こうと思っています。

さて、本題に入ります。
転職面接必勝法
細井 智彦
講談社
第一章 転職面接 三つの「大誤解」
第二章 先輩に学ぶ「不採用理由」
第三章 面接官って、ナニモノ?
第四章 「転職理由」がクセモノだ!〜「不満」をどう扱うか
第五章 「自己分析」の真髄〜企業研究とフィッティング
第六章 「志望理由」と「自己PR」〜CANとWILLを把握しよう
第七章 面接当日までにしておく三つの準備
第八章 いざ、本番!〜自己紹介で波に乗れ
第九章 あなたの悩みに答えます〜ケース別アドバイス集

第一章から第六章までは「転職力向上セミナー」の内容を書籍化したものと言っていいでしょう。
個人的には、まず書籍を読んでからセミナーを受け、再度書籍でおさらいという形をとるのがベストだと思います。

第七章以降は実際に面接に向けてしておく準備。面接の技術等を説明しています。

個人的には特に七章が重要と感じました。
「三種の神器」(転職理由/志望理由/自己PR)に加え、転職ストーリの活字化、質問の作り方、
そして今までの僕に一番足りなかったかと思われる、緻密な企業研究。
今まで面接で言葉が詰まったり、コミュニケーションに歪が生じたりしたときは、
大概これが原因だったような気がします。
このことを知れただけでも読んだかいあったかなぁ。。なんて思ってます。
一般的な転職面接者には当たり前のことなのかもしれないですけど(汗

むしろ一般的な転職面接者にとって重要なのは前半(第一章〜第六章)かもしれません。
何かをするには理由がある、理由もなくマニュアルだけで行動をとるから失敗する。
理由を積極的に具体的に説明してくことが必要なのだ。と勝手に大略しています。
筆者も文中で「転職活動はビジネスだ」と言っていますが、
ビジネス(ことマーケティング)では当たり前のことでもあるのです。

いずれにせよ、転職を考えている方、もしくは現在職を探している方にとっては、
珠玉の一冊になることでしょう。おススメです。

細井 智彦 [All About プロファイル] (筆者コラム等)

※この記事はコラブロさんの「ネタのタネ」レースに参加しています。