こちらのブログを興味深く読ませていただいている。

印刷会社、明日はどっちだ:道に迷わない印刷会社サバイバル術

まだ、更新中ですが、その中で特に目を引いた記事を引用、解説してみます。
ちなみに元になっている記事は2000年(7年前)のもの。かなり古い記事なのですが。。


第01回 ぐうたら営業のすすめ 1 / 2 / 3 / 4 / 5
印刷の営業はね、これからはぐうたらでなけりゃいかん、とこう思っています。
で始まります。
営業の場合は、一所懸命働くってのは、要するに受注を増やすということですよね。それって

簡単に言うと売り値を下げてでも受注すること


印刷の世間相場は、みるみる下がってしまうわけです。

印刷会社もたくさん有り過ぎて減っていくしかない時期に来ているわけですね。

 そういうときに、頑張って印刷の営業に回るということは、本当にばかげたことだと思いますね。「もっと他にすることはないんかい」と言いたくなりますな。
非常に手厳しいお言葉ですが、納得できます。
僕が入った当時は当社もこんな感じでしたが、最近では少々わかってきている営業もいるようです。
ただしトップを始め、全くわかっていない営業がのさばっていることも確か。。
忙しいと、結果がでていなくても、それで役目は果たせると勘違いしてしまうようなことも少なくありませんかね。要するに

忙しさに逃避する

わけですな。そんなことをしていると結果なんてでないわけです。
 営業で大事なことは、結果をだすことでしょう。そりゃあ一所懸命、得意先回りしてそれなりの結果がでるのであれば、それはそれでいいと思いますよ。だけど、それは昔の高度成長の時代のやり方ですわな。そういう古色蒼然とした考え方を今でも持っているのは、救いがたいとしかいいようがありませんよ。まるで戦車で攻めてくるのに、竹槍で立ち向かうほど愚かにみえますな。
 だから正真正銘のぐうたらは駄目ですけど、傍からみてぐらたらであっても、結果がでればいいわけです。だいたい朝から晩まで日々の目の前の仕事に終われていたら、脳みその99%は使っていないといってもいいでしょう
―中略―

ライオンは週に一度くらいしか狩をしない

と言われています。一回狩りをして獲物をとると、一週間くらいはボーっとしているわけです。その間は子供のトムソンガゼルが通り過ぎでも飛び掛かったりしせんね。でも狩りをするときは、たいへんな集中力で獲物に襲いかかるわけです。もっとも狩をするのは雌が多いようで、雄はあんまりしないとか。
 だから、営業の達人なるためには、普段ぐうたらに見えても、いっこうに構わないと私は思います。でね、ここぞというとき、いままで積み重ねてきたものを営業ツールに、セールストークに反映できるパワーがいるわけですね。
 いまは、新しい提案が必要です。どんどんといろんな技術がでてきます。印刷関係だけでなく、全く違う分野から、印刷と関わりのあるものが生まれてきたりするわけです。インターネットなんて、その最たるものですよね。
 そういうものを、営業が取り込んで自分の言葉でちゃんと話すことができるようにならないといけません。そのためには、目先の仕事はできるだけ手間をかけないで、時間を作ることが必要です。時間なんて、本当は作る気になれば作れるんですから。あとは自分のしたいこと、興味のあることを極めればいいんですよ。それがいつかは仕事に結び付くんです。極めれば、だけどね。
同感です。身体を使う時間を削ってでも脳みそを使えってことです。
まだ、僕のように一日中パソコンに張り付いているほうがいいでしょうね。
ただ「脳みそを使う=バリバリ勉強する」ってこととは違うので注意が必要。
日々の遊びの中から発想するのもこれ、立派な脳みその使い方です。
個人的には「バカみたいに働くくらいならもっと遊べ」と言いたいですね。
過去に何度も言ってますがこれからの印刷会社は「提案」できないと滅びます
うちのやり方だと滅びるわけです。
年明け早々、その第一歩が始まるわけですが。。

さて、他のエントリーに関しては後日書かせていただきます。

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