先日たまたま現場会議があって、僕もWeb系代表として参加しているのですが、
その時に話題になったダブルトーン及び2色分解のことを書いておこうと思います。
ダブルトーンと2色分解のことを簡単に説明します。
どちらも出来上がる版は2版となります。

(濃度(カーブ)だけは微妙に調節できます)
モノクロ画像に深みを持たせるために使うことがあります。

なるべく元の画像の色合いを表現しようというものです。
一番の違いは「版が違う」ところでしょう。
以下に画像も乗っているより詳しい解説をご紹介します。
「ダブルトーンとツインカラー(2色分解)の違い」
で、何が起こったかというと、
「ダブルトーンで作った画像が印刷時につぶれてしまう」そうです。
もともとうちはカラーマネジメントがないというとんでもない印刷会社なのですが、
それにしてもひどすぎるつぶれ具合です。プリンターだとまともに出てるそうです。
結局最終的にはダブルトーンは使わない。2色分解を使う。ということになりました。
その会議の場で話題になったのですが、
DTP化が進み、モノクロや2色(特に2色)よりも、カラー物の方がずっと作りやすくなってきました。
お客さんはおそらく値段を下げさせるために1色、2色って頼むんだろうけど、
制作者側は2色にされたがためにかえって時間がかかってしまうことがあります。
インクをケチらないで、同じ値段でフルカラーでやっちゃったほうがいいのに。。
特に苦情を言いたくなるのは3色カラーってヤツ。
Photoshopのチャンネルミキサー使えば比較的簡単にできるけど、
これに限ってはみんな4色でやっちゃってるようです。
※2008年6月27日一部修正